近年3Dプリンタの低価格化や周辺技術の普及が進み,様々な分野でその応用が試みられています.国立障害者リハビリテーションセンター研究所では,2015年から自助具を3Dプリンタで製作する試みを通して,リハビリテーションの現場で3Dプリンタを活用するための課題抽出とその解決策の提案を繰り返してきました.また,2017年度には川崎市との共同研究において,障害者在宅支援施設での3Dプリンタを用いた自助具製作を開始しました. 今回,これらの取り組みで得られた知見の共有を目的に,以下の要領でセミナーを開催します.3Dプリンタの活用に関心を持つ専門職や自助具製作者のネットワーキングの機会としても捉えて頂き,幅広い職種の方々にご参加頂けますと幸いです.