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当センター卒業生の皆様に、より幅の広い臨床技術を身につけていただけるよう、最新の医療・介護関係の情報や治療技術等を提供することを目的として毎年2回の研修会を実施しています。
今年度も2本の研修会を予定しています。
1本目は、今年の11月に実施する「卒後研修会」として、東京医療福祉専門学校 教務推進役 殿村康一先生をお招きし、吉田流あんまの実際についてご指導いただきます。
2本目は、今年の12月に実施する「卒後特別研修会」として、明治国際医療大学 鍼灸学部長 伊藤和憲教授をお招きし、痛み(線維筋痛症)についてとその治療にについてご指導いただきます。
いずれの研修会とも、講義と実技の二部構成で、皆様の臨床技術のステップアップにお役に立てる内容となっております。
下記の申し込み方法と研修会概要をご覧いただき、〆切り期限までにお申し込みいただきますようお願いいたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※ お申し込みが定員に達した場合、それ以降のお申し込みは、お受けできません。お早めのお申し込みをお願いいたします。
なお、受講をお断りする場合のみ、お申し込みから1週間後までに、こちらからその旨ご連絡いたします。2週間経っても連絡がない方は、受講できますので当日受付時間内に会場までお越しください。
(2) Eメールでのお申し込み:sotsuken-kobe*mhlw.go.jp
※送信する際は*を@(アットマーク)に変換してください。
①こちらから送信する研修会案内メールに記載してある申し込みフォームに必要事項を記入して返信
②申込書をダウンロードし、必要事項を記入したものを撮影(写メ)し添付ファイルとして送信(ダウンロードはこちら)
(3) お電話でのお申し込み:(078)923-4670
必要事項を係にお伝えください。
◆お申し込み締切り日
卒後研修会:令和元年11月1日(金)
卒後特別研修会:令和元年12月6日(金)
◆お問い合わせ先:教務課卒研・卒後特別研修会係 小田
〒651-2134 神戸市西区曙町1070 神戸視力障害センター
※ 今年度の担当教官は、今井・上野・土志田・小田・小坂となっております。
1.卒後研修会
・日時:令和元年 11月 9日(土) 10時~15時40分
教務推進役 殿村 康一(とのむら こういち)
1988年東京鍼灸マッサージ専門学校(現・東京医療福祉専 門学校)卒業。1990年 東京医療専門学校教員養成科卒業。同年より東京医療福祉専門学校専任教員。現在、教務推進役。教育歴28年。
【医道の日本2018年10月号159P より】
皆さんは学校に「何」を期待しますか? 人によって、学校に期待するものはさまざまであると思いますが、本校に一番期待していただきたいのは、教員の教育に対しての熱意と学生に対する思いです。
私たち教員も、色々な立場から専門学校の学生を経て教員になりました。この経験は、みなさんの期待を理解できるものであり、これを基に「教育とは何か」「教員として学生に対し何ができるのか」など、絶えず考えさせられるものでもあります。また学生の声を良く聞くことを心がけ、学生の目線に立ち、偏りや固執することなくバランス感覚を持ち、学校で学んだことが必ず将来の糧となるように、日々考え、取り組んでいます。
【東京医療福祉専門学校HPより】
<参考>
吉田流あん摩術
「吉田流あん摩術」は、江戸時代に吉田久庵によって創始されました。今から170年余り前(天保3年【1832年】につくられたものです。弦楽器の弦を弾くように筋線維を弾く”線状揉み”という独特の揉み方が特徴の一つです。 また肘を使って揉む”肘揉み”も有名な手技の一つです。埼玉県の一農家に生まれた吉田久庵は、医師を志します。郷土で学んだ後、長崎に渡り、オランダ医学の清楚さに感銘し、その視点からはりきゅうや導引を研究、吉田流を完成させました。
その後、二代、三代とその技術を受けついで来た吉田流の本流は、三代目で絶えてしまいます。この緊急事態に一念発起したのが、三代目の愛弟子である平川荘作でした。昭和25年、中央区八丁堀に東京マッサージ師養成所をつくり、現在の東京医療福祉専門学校に吉田流の技を受け継ぎました。
按摩の流派には、江戸期の関東において将軍徳川綱吉の病を治したと伝えられている杉山和一を祖とする杉山流按摩術と、吉田久庵を祖とする吉田流按摩術が知られるようになりました。
2.卒後特別研修会
・日時:令和元年12月14日(土)10時~15時40分
・講師紹介
明治国際医療大学 鍼灸学部長 伊藤和憲 先生
①筋痛疾患の基礎と臨床
特に、筋・筋膜疼痛症候群(腰痛・頚部痛・肩痛・頭痛・顎関節症など)や線維筋痛症に対する鍼灸治療の臨床試験と作用機序に関する基礎的研究
②トリガーポイントに関する研究(基礎・臨床)
③予防・健康維持としての養生学の構築
筋痛、慢性疼痛、トリガーポイント、線維筋痛症、
筋・筋膜疼痛症候群、養生学、セルフケア、地域医療
治療者として患者さんから信頼される医療人になるためには、教科書の知識だけでなく、様々な経験を積む必要があります。本学では、他の大学にない様々な経験の場(附属病院や鍼灸センターなど)があり、4年間共に学ぶことで皆さんを信頼される医療人へとサポートいたします。
◆会場
国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局
神戸視力障害センター 地域交流棟臨床研修室
〒651-2134 神戸市西区曙町1070
電話(078)923-4670
FAX (078) 928-4122
Eメール: sotsuken-kobe*mhlw.go.jp
※送信する際は*を@(アットマーク)に変換してください。
〒651-2134兵庫県神戸市西区曙町1070
TEL (078)923-4670
FAX (078)928-4122