研究所・愛知諒流動研究員が神経理学療法学会にて
『学術大会長賞』を受賞
研究所

 第16回日本神経理学療法学会学術大会(2018年10月10〜11日グランキューブ大阪) において、国立障害者リハビリテーションセンター研究所の愛知諒流動研究員(運動機能系障害研究部・神経筋機能研究室所属)が「脊髄完全損傷者における嗅粘膜組織移植とリハビリテーションによる機能改善の試み」と題した演題発表を行いました。
 本発表は、当センターが大阪大学付属病院と共同で実施している臨床研究の成果であり、下肢と体幹機能に完全麻痺を持つ脊髄損傷者への再生治療およびリハビリテーション実施による機能改善の効果を検証したものです。発表では、リハビリテーションによる体幹機能の改善、麻痺下肢神経機能の改善についての新たな知見を紹介し、その新規性・学術性が評価された結果、数ある演題の中から『学術大会長賞』に選出されました。
 今回の受賞を励みに、脊髄再生医療による神経再生・修復を機能改善につなげるための効果的なリハビリテーション方法を確立することを目指し、今後も研究活動、臨床研究を進めて行く予定です。

画像:『学術大会長賞』を受賞

画像:第16回日本神経理学療法学会学術大会
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