生活訓練課所外レクリエーション実施報告
                第一自立訓練部生活訓練課

12月2日(金)、立川都民防災教育センター立川防災館にて、生活訓練利用者を対象に所外レクリエーションを実施しました。この所外レクリエーションは、日頃の訓練とは異なる環境で、利用者の協調性を養い、利用者同士や職員との交流を深め、リフレッシュすることを目的にしています。今回は、利用者19名、職員等11名の計30名が参加し、大変有意義な一日を過ごしました。
 前日には雨が降りましたが、当日は穏やかな日ざしに包まれ心地よい天候の中、大型バスと乗用車に分乗して出発しました。バスの中でのレクリエーションは、全員参加の○×クイズを行いました。国リハに関するクイズを中心に問題が出され、正解した方が勝ち残るルールで進行しました。優勝者には、生活訓練クイズ王として賞状とメダルが贈呈され、盛り上がったクイズ大会となりました。国リハから目的地までは一時間程度だったので、あっという間に到着しました。
 到着後は、立川防災館の職員の方に館内を案内していただき、4階の休憩コーナーに移動して、早めの昼食を取りました。ひとつのテーブルを職員と利用者の4名程度で囲み、楽しく一緒にお弁当を食べました。
 立川防災館は、地震や火災などの災害にあった時、被害をできるだけ少なくするための心構えや行動を楽しみながら身につけることができる体験型学習施設です。この日は、防災ミニシアター上映会と地震体験コーナーで地震に対する備えについて学びました。
 防災ミニシアターでは、CGアニメ「マイホームワーク〜ボクたちに渡された3つの記憶」が上映されました。大型スクリーンに地震が起こった街の様子が映し出されました。もし、首都直下に大地震がきたらどう行動すべきか、地震に対して日頃どのような備えをしておくべきか考えさせられ、自助、共助の大切さを学ぶことができました。
 地震体験では、縦揺れ、横揺れ等過去の大地震を機械で疑似体験しました。突然の揺れがきても慌てないように、身の安全の図り方、地震発生直後の対処方法を体得できました。潜り込んだ机の脚にしがみつきましたが、大きく揺れている時は身動きができず、想像するだけでは分からない怖さを体験して、利用者の方々も普段の心構えや災害への備えの必要性を意識することができました。
 立川防災館では、今回体験した他にも煙体験室や応急救護訓練室、消火訓練室等の体験コーナーがあります。自由見学コーナーでは、ゲームで楽しみながら防災について学ぶことができました。
 今後も、利用者の皆さんが、主体的に楽しく参加できる所外レクリエーションを実施できるよう努めていきたいと思います。
写真:地震体験の様子
地震体験の様子
写真:立川防災館にて
立川防災館にて



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