第36回リハ並木祭を終えて

リハ並木祭実行委員会事務局 水鳥政喜

 10月10日(土)、国立障害者リハビリテーションセンターと、国立職業リハビリテーションセンターの共催による「第36回リハ並木祭」が開催されました。台風の接近により雨が心配されましたが、当日は天候に恵まれ予定通り開催することが出来ました。
 今年度は、「咲き誇れ、個性」をテーマに、53の個性あふれる企画が出展されました。当日出展された企画の一部を紹介すると、リハ・職リハ両センターからは、日々取り組んでいる訓練の紹介をはじめ、利用者のクラブ活動の発表としてあん摩体験コーナーや、軽音楽部のライブ、華道部の展示、車いすバスケットボール、ウィルチェアーラグビーのデモンストレーション、手話サークルの発表などが行われました。近隣地域からも、福祉施設、当事者団体、修了生などの参加があり、活動紹介の展示や模擬店への出展で並木祭を盛り上げて頂きました。模擬店については、グルメストリートの場所が拡大され、また、昨年までの課題であった飲食スペースの不足についても芝生を開放するなど改善し、開放的な雰囲気で来場者が過ごされていたことも印象的でした。

画像:グルメストリートの様子
画像:芝生の開放

 例年ご好評いただいている、東京サロンオーケストラの演奏会や、国リハコレクション2015も本館にて行われ、国リハコレクションでは、「さあ出かけよう、おしゃれして!」をテーマに、おしゃれな服、車椅子、杖など、様々なジャンルの展示や、体験などが実施されました。
 当日は、近隣地域でも様々なイベントが催されているなか、多くの方にご来場いただき、おかげ様で来場者数も昨年を上回ることが出来ました。また、多くの団体にご出展頂き、日々の活動紹介や、情報交換の場となり、様々な交流が出来たのではないかと思います。
 リハ並木祭の運営にご尽力いただいた多くの方々、リハ並木祭にご来場いただいた皆様に、この場を借りて厚くお礼申し上げます。

画像:展示の様子1 国リハコレクション
画像:東京サロンオーケストラ演奏
画像:展示の様子2 車椅子体験コーナー

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