平成27年度 研究所オープンハウス(一般公開)開催報告

研究所 義肢装具技術研究部 久保 勉

「やりたい」を「やれる!」に 〜社会参加を応援する技術の紹介〜 をキャッチフレーズに研究所の一般公開が10月10日(土)に開催されました。

画像:研究所一般公開会場
画像:「受付」人型ロボットナオくんのお出迎え「受付」人型ロボット
ナオくんのお出迎え

画像:模擬筋電義手の体験模擬筋電義手の体験
午前中はお天気でしたが、午後から曇り空になり雨も心配されましたが最後まで雨に降られず幕を閉じることが出来ました。
 本年はリハ並木祭と同時開催となり、研究所一般公開会場にも470名と多くの方に足を運んでいただきました。首都圏近郊、遠くは、広島県、高知県、和歌山県、福島県からお越しいただきました。研究所の一般公開も今年で10回目を迎え、研究所の活動内容も徐々にではありますが皆様にご理解していただけるようになったのではないかと思います。
 展示会場には、障害者ライフモデルルーム、障害者モデル住宅、研究所第一研究棟、第二研究棟を公開し、パネル展示やデモ機、実物機器の展示を行いました。特に障害者ライフモデルルームには、模擬筋電義手の体験や仮想現実感技術による感覚運動機能の訓練支援システム、色距離画像センサを用いた義足荷重訓練システムなどの体験型展示を多く集め、わかりやすい展示を心掛けました。お子様連れの家族も多く、体験型の展示に人気がありました。また、研究内容をやさしく解説した簡易版パンフレットや点字版、DAISY版などの情報保障関係の資料を充実させ、多くの方に利用していただきました。
 来場されている方々は、研究者、医療関係者、障害のある方やそのご家族、リハビリ福祉関係の勉強をしている学生さんと幅広い分野の方にお越しいただきました。展示会場では、来場者の方が研究員に、熱心に質問されている姿が印象的でした。また、来場者の方からたくさんのご意見をいただき、関心の高さをうかがい知ることが出来ました。皆様から頂いた貴重なご意見を今後の研究活動に反映させ、さらなる医療、福祉の向上を目指してまいります。多くの方々にご来場いただき誠にありがとうございました。心から御礼申し上げます。
 なお、当日の展示内容の詳細は以下のURLにてご覧いただくことができます。
http://www.rehab.go.jp/ri/event/2015openhouse.html

画像:障害者用ライフモデルルーム A会場 画像:研究者と意見交換
障害者用ライフモデルルーム A会場 研究者と意見交換
 
画像:仮想現実感技術による感覚運動機能の訓練支援システムの体験 画像:障害者用モデル住宅 B会場
仮想現実感技術による感覚運動機能の訓練支援システムの体験 障害者用モデル住宅 B会場
 
画像:第一研究棟 C会場 画像:第二研究棟 D会場
第一研究棟 C会場 第二研究棟 D会場

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