去る10月31日(金曜日)に学院交流会が開催されました。
学院交流会は、学生相互の理解を深めるために毎年春と秋に行われている行事で、春はスポーツ大会、秋は学科紹介を行います。学科紹介は、学生が2つの班に分かれてすべての学科を順番にまわり、自分の在籍する学科以外の授業内容などを見学して理解を深めあうもので、説明は学生が行います。今年は学院生、教職員併せて127人が参加しました。
各学科の見学は15時から始まり、ひとつの学科で15分ほどの説明をうけ、次の学科へと移動します。学生達は日頃知ることができない他の学科の授業内容の説明に真剣に聞き入っていました。
説明を行う側では、自分達が学んでいる内容をどのようにわかりやすく説明するかという点に知恵をしぼり、演劇を行ったり、ゲーム形式をとったり、実際に体験してもらったりと、工夫を凝らしていました。特に、視覚障害学科の全盲体験は学科への理解がより深まったと思います。内容は、2人1組で案内役の学生と全盲役の学生がペアになり、通路に設置された段差等の障害をクリアするという体験です。おそるおそる障害をクリアする学生達が印象的でした。
準備の段階でもいろいろと苦労もあり、説明をまとめるのも大変だったようですが、たいへん貴重な体験をしたと思います。
学科の見学を終えたあとは教職員も交えての懇親会が行われ、各学科の特色を取り入れたクイズやゲームなどのレクリエーションを行い大いに盛り上がりました。
以下に各学科の説明の様子を掲載させていただきます。