平成25年度「第30回業績発表会」開催報告
                企画・情報部企画課

 第30回業績発表会は、平成25年12月20日(金)に、本館大会議室を第1会場、中会議室を第2会場とする2つの会場で開催いたしました。
 この業績発表会は、職員がその事業や学術研究のうえで、成し遂げた成果を発表・討議する機会を設けることによって、職員相互の研鑽と連帯の強化を図り、効果的・総合的なリハビリテーションの推進を図ることを目的としており、昭和59年度から毎年12月に開催されている当センターの主要な行事の一つです。
 今年度も当センター自立支援局の施設の職員にも参加を呼びかけており、今年度は、神戸視力障害センター、別府重度障害者センター、秩父学園の参加がございました。総演題数67題の登録があり、口頭発表53題(肢体不自由7、視覚障害8、聴覚・言語障害9、全障害2、高次脳機能障害9、発達障害7、その他11)、ポスター発表14題と、特に例年に比してポスター発表の登録数が増えたことが特徴でした。また、全演者の発表時間を確保するため、演題の発表時間を7分間に統一しました。
 業績発表会の構成について、演題を障害毎のセッションに分け、またそのセッション分野を専門とする職員が座長として進行に当たっております。会の進行中、発表者とそれに対する職員の質疑応答を通しての職員相互理解を深める場面を作り出し、積極的な議論をしたセッションも見受けられました。
 また、発表会終了後は恒例で、優秀な発表者に対し、総長より表彰状が授与されました。業績発表会資料(予稿集)での事前審査と当日の発表内容について、当センター内に設置している審査委員会による厳選な審査の結果、次の方々が表彰されました。(敬称略)

○優秀賞

 病院障害者健康増進・スポーツ科学支援センター

 山下 文弥

 病院看護部

 粟生田友子 

 病院第三診療部

 金 樹英

 研究所感覚機能系障害研究部

 世古 裕子

 自立支援局神戸視力障害センター

 水本 達也

 病院看護部

 髙橋美枝子

 病院看護部

 堤 美穂

○奨励賞



 研究所脳機能系障害研究部

 川瀬 利弘

 企画・情報部発達障害情報・支援センター

 鈴木 繭子

 病院リハビリテーション部

 中川 雅樹



 優秀賞等の受賞者(上記の10名)の皆さんからは、発表の概要を含め、今後の抱負等について、「第30回業績発表会職員表彰報告」として本誌(web版)でご紹介する予定です。ご期待下さい。
なお、全演題・発表者及び予稿(一部非公開を除く)を、後日センターホームページに掲載予定としておりますので、掲載の折はご覧頂けると幸いです。
 今回は、例年に比してポスター発表の演題数が多かったこともありセッションを2つに分けました。事務局としては、発表数が多く若干不安がございましたが、各座長に手際良く進行して頂いたお陰で、ポスター発表のみならず全体として概ね良好に会を進行することができたと感じております。
 最後に、毎年のことではありますが時間的に制約された中で実施した今回の業績発表会でしたが、大過なく終了できたことに対し、発表された職員の皆様及び各セッションの座長をはじめとして、前日の準備から当日の運営までご尽力を頂いた職員の皆様のご協力のお陰と、深く感謝申し上げます。

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