〔特集〕
平成29年度運営方針 管理部
管理部長 黒岩 嘉弘

 業務遂行能力の向上と業務運営の効率化に関する事項
 法令遵守等内部統制体制の確立を目指し、諸通知、業務運用に必要な書類等について、幹部会議及びイントラネット等を活用し、職員へ迅速かつ確実に周知を行います。組織的な業務実施の観点から、職員間の確認体制の構築及び関係者間の情報共有を図ります。
 業務品質の向上推進のため、各係において、優先順位を決め、事務処理に関する手順書やマニュアルの作成を行うとともに、年間業務スケジュールに留意事項等を記載した備忘録の作成を行います。併せて、各業務の実施にあたり、抜け漏れがないように、かつ、期限内に処理できるよう複数の業務に関するチェックリストの作成を行います。

 事業、運営に携わる人材の計画的育成等
 外部機関等の実施する各種研修に積極的に参加し、担当職員の専門性の向上を図ります。
 日常のOJTに加えて、実践的かつ業務を多角的・体系的に学べる環境を整備し、職員の資質の向上を図ります。
 公務員倫理に関する研修、メンタルヘルス研修、応急手当等の研修など、全職員向けの研修を実施するとともに、e-ラーニング、外部講師による研修など実施形態を工夫し、研修受講者の増加及び研修効果の向上を目指します。なお、可能な限り、非常勤職員へも研修の機会を設けることとします。
 研修受講後の報告会等を実施するとともに、職員の異動があっても、過去の資料等が即座に閲覧可能となるよう、引継及びファィリングの工夫等により、効果的な実施方法に取り組みます。
 さらに、ワークライフバランス推進のための年次休暇取得の促進や、超過勤務の削減等に努めます。

 効率的な業務運営体制の確立
 定員削減等に対応するため、定期的に現状分析及び課題整理を行うことにより、事務書類の簡素化、電子化、事務作業の迅速化を図ります。
 一般競争入札に関して、応札条件の緩和等により、競争を促進し、効果的な予算の執行を図ります。

 災害等緊急時の危機管理の充実
 消防防災計画に基づく避難訓練の実施、緊急連絡網の整備・周知等を実施することにより、職員の防災意識の向上や万一の災害時の適切な対応を確保し、施設利用者、入院患者、学院生の安心・安全確保に努めます。

 歳出予算等の改善に関する事項
 歳出予算等の効率的執行に努めるとともに、効率的な施設運営に努めます。また、国有財産の登録手続きにかかるチェックリストを作成する等、国有財産等管理体制の充実に努めます。
 物品管理マニュアルを活用し、物品管理体制を整備します。国有財産の登録手続きにかかるチェックリストを活用し、事務の効率化、適正化を図ります。