1 |
総合的リハビリテーション医療の提供 |
(1) |
部門間の定期的な臨床情報交換を実施し、障害ごとのリハビリテーションマニュアルの作成、高次脳機能障害、発達障害や頸髄損傷などの標準的リハビリテーションプログラムの構築等を行う。 |
(2) |
フットケア、排泄、脊髄障害女性の健康相談、ロービジョンクリニック等の特殊外来及び人工内耳リハビリテーション等の外来診療を充実させ、外来者の10%増を目指す。 |
(3) |
難航例に注目し、障害種別リハビリテーション医療の見直しと重複・重症化への対応を強化し、各種プログラムを開発するなど包括的な障害者医療を提供する。 |
(4) |
他部門との連携の下、①障害を軽減する医療②障害者の2次的合併症の治療と予防③障害別のライフステージに対応した医療・福祉のリソース提示の取り組みを強化するとともに、研究所各部門との協力体制を進める。また、臨床研究開発部を中核として、横断的臨床研究の構築及び臨床現場の研究支援を行い、臨床研究開発機能を強化する。 |
(5) |
健康増進センターにおいて、障害者スポーツプロジェクトチームを立ち上げ、障害者の二次障害防止、障害者スポーツに取り組むなど先進的リハビリテーション医療を推進する。 |
(6) |
高齢や重複障害の視覚障害者の短期訓練入院を実施し、さらにシーティングクリニックを充実する。 |
(7) |
地域医療連携強化により当院紹介受診率を改善する。また、外部の視覚・聴覚障害関係諸団体との連携を図る。 |