【ページ】2 【タイトル】令和5年度就労移行支援(養成施設)卒業生の言葉 〈Aさん〉 自分自身の新たな可能性を開拓したく、センターでの理療課程を専攻しました。 入学後は、慣れない専門科目の勉強に奮闘する日々が続きました。 3年間を通して感じたことは、やはり物事最初が肝心で、1年生の基礎科目の勉強には力を入れるべきだと強く感じました。 建物と一緒で基礎がしっかりしていないと、その上にうまくモノが載せられません。 3年生になってくると臨床実習や就活が始まり、座学だけに集中できない環境になってきますが、基礎科目の下地ができていると、2年生以降の応用科目の理解もスムーズで、3年生になって何か予想外の出来事がおきたとしても、気の持ちようの助けになります。 一言で申し上げますと、勉強頑張るなら3年生ではなくて1年生の時ほど早めに入念に。 〈Bさん〉 視覚障害になって理療課程に入り、何十年ぶりの学生生活が始まりました。 勉強のやり方など掴めず、すごく大変でした。 周りのみんなの手助けで、何とかここまで来れました。 また、障害スポーツにふれ、楽しい事もありました。 フライングディスクやサウンドテーブルテニスで入賞できたのは、この学生生活の中で一番嬉しかったことです。 このことで、日々自分にできる事がまだまだ有ると思い、それを積み上げていくことがすごく大事だと感じました。 後は国家試験に受かり、新生活をスタートしていくだけです。 センターの皆さまの手厚い支援のおかげです。 本当に今までありがとうございました。 【タイトル】令和5年度オープンキャンパスを開催しました。 令和5年10月24日に令和5年度オープンキャンパスを開催しました。 新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行となった影響もあり、昨年より多くの方が来場されました。 就労移行支援(養成施設)では、科目説明のほか、あん摩授業の見学や、はりきゅう実技の体験をしていただきました。 自立訓練では、音声パソコンや白杖を使った歩行訓練の体験をしていただきました。 来場者の皆さまからは、「実際に体験ができて大変有意義」、「視覚障害の方に是非紹介したい」、などの感想をいただきました。 その後に行われた施設見学や福祉機器の紹介では、「広い施設で多くの方に知っていただきたい」、「便利な機器が沢山ありますね」、などの感想をいただきました。 また、視覚障害者に対する理解をより深めていただこうと、利用者の「俳句、川柳作品展」を開催し、全利用者の作品を展示しました。その一句を紹介します。 「障害に、悩まずすすめ、わが生涯」 令和6年度においてもオープンキャンパスを開催する予定です。 多くの方々のご来場をお待ちしております。