全8紙面のうちの4紙面。  8月17日、10月13日夏・秋のオープンキャンパスを開催。あはきの国家資格取得を考えている視覚障害者4人、保護者、関係者5名の計9名の方が参加、施設や履修内容を確かめました。今回のオープンキャンパスでは、視覚障害をもつ高校生や大学生、また福祉関係者の方にセンターの様子を直接知って頂き、それぞれの進路やキャリアアップに結びつけてもらおうと実施したものです。今回はじめての開催でしたが、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。  共通ガイダンスでは、理療教育カリキュラムの解説、国家試験合格状況、就労先などについて、自立訓練の訓練内容、利用料などについて説明しました。その後、理療教育希望者には解剖学と鍼実技の体験授業が行われ、模型を使った骨の観察や、実際の使用する鍼を、練習用シリコンに刺繍することにも挑戦しました。自立訓練希望者には音声PCやデイジーなどの視覚障害者用機器の操作方法を体験して頂きました。施設見学では居室、臨床室などの様子を見学、利用開始後の環境を確認しました。個別相談では、具体的な勉強方法や費用などについての相談が多くありました。  「鍼実技が難しそう」「便利な機器がありますね」との参加者の声。また、福祉関係者で参加の40代の男性は、「施設があることは知っていたが、何をしているか分からなかった。今日は有意義」と感想を話してくださいました。