全8紙面のうちの2紙面。  本当に早い、3年間。 戸惑いと、迷いの中で、入学式からもう3年が過ぎました。 まず感じたことは、こんなに座学や、実技の勉強があるとは、びっくりでした。 私は、すでに52歳を過ぎていました。実際のところ、3年間皆さんについていく自信はありませんでした。 4年前までは、考えもしなかった仕事、突然のがんしっかんに襲われ「まさかの人生の壁」そして、この仕事との出会い。 しかし、教官、センター職員の方々、そしてお互いに励ましあった同級生のおかげで、何とか卒業をむかえられました。 苦しかったこと、諦めかけた心、何度もありましたが、この3年間を大切に、今後の人生に活かせていきたいと思います。 本当に皆様、ありがとうございました。(山下)  私は、平成16年に視神経萎縮症というがんしっかんを発病し、その2年後に28年間勤務してきた消防設備のエンジニアに終止符を打つことになってしまいました。 その後、自分自身の病気が信じられなく、家族に対しても言い表せないくらいの迷惑をかける日々が続き、ある日、地元のハローワークから勧められ、平成20年に入学しました。 しかし、この理療の世界は甘くありませんでした。何度も逃げだそうと考えましたが、その度に先生方に助けられ、今振り返ると、卒業でき、また国家試験が受験出来たことも先生方のおかげと感謝しております。 これからも、このセンターの名に恥じない様、努力していきたいと思います。(安田)  早いもので、もう3年が経ちました。入学した頃は、理療の専門的な勉強にとまどい、不慣れな実習に苦労したこともありましたが、振り返ればすべてが良い思い出です。 クラブ活動では、これまで知る機会がなかったブラインドサッカーなどのスポーツも体験でき、みんなで地域の大会に参加できたことも良い経験となりました。 それぞれ年齢の違う仲間と過ごした時間も、自分の成長になったように感じます。 何よりも、いろいろとご指導いただいた先生方には大変お世話になりました。 本当にありがとうございます。まだまだ半人前で、これからが新たなスタートとなりますが、当センターでの経験を活かし、日々頑張っていきたいと思います。(吉田)