就労移行支援(養成施設)
タブレット端末
タブレット端末について
タブレット端末が最近よく使われる用になってきましたが、ここでは代表的なタブレット端末としてiPad(アイパッド)を紹介します。
アイパッドには、そもそも視覚障害者が使用することを想定して幾つかのアクセシビリティー機能が備わっています。
ボイスオーバーはアイパッドの操作を音声でガイドしてくれるものです。ズーム機能は、画面の拡大機能です。ディスプレイ表示の視覚調整として、「色を反転」「カラーフィルタ」等があり、画面を見やすい様に色を変えたり、反転表示させることができます。さらにコントラストの調節等もできるようになっています。
アイパッドを使う理由は?
なんと言っても、持ち運びに便利。
視覚障害者用に文字の拡大された教科書や資料は結構な重さになってしまいます。1日分の教科書を持ち運ぶのはなかなか大変。
そこで、教科書などをスキャナーでデジタル化してアイパッドに取り込んでしまえば、持ち運びは簡単。
しかも、自分の見やすい様に文字の大きさを変えたり、ディスプレイ表示も変えられるのですから言うことはありません。
さらにさらに、デジタル化したデータに、タブレット用のペンを使えば書き込むこともできるのですからとても便利。
センターの教室などはWi-Fiに接続できる環境にあるので、調べごとも十分できます。
有料になりますが、人体の構造や機能を画像で表示してくれるアプリもあり、学習用のツールとして活用されています。