就労移行支援(養成施設)
視覚障害者の学習を補助する用具について
文字を大きくしたり、白黒反転できる拡大読書器
文字を大きくするだけではなく、コントラストを強調した白黒、白黒反転などの表示ができ、そのままでは本が読みづらいという方々が主に使用しています。
もちろん、視覚障害者用の教科書は、最初から文字も大きめなのですが、それでも見にくいという方々がたくさんいらっしゃり、そんな方が使用されています。
拡大読書器には、様々なものがあります。
大きさも、据え置きタイプのものから携帯型のものまで、いろいろありますし、機能も、文字を認識するためのカメラの向きを大きく変えて、黒板などに焦点を合わせることのできるようなものから、お店の商品や価格表示などを写真に撮り、商品から離れた位置で確認することができるといったものまで様々です。
据え置きタイプでは、文字を拡大して見ることができるだけでなく、見ている紙に文字を書き込むこともできます。
また、現在どの行を読んでいるのかを分かりやすくするために、画面上に線を出したり、現在読んでいる以外の行の文字を隠したりすることも可能です。
さらに、文字が読みやすいように、背景の色や文字の色をある程度変えることもできます。
なお、据え置き型の拡大読書器は、当センターでは学習補助具として貸し出ししております。