一般リハ課程肢体・内部・視覚野外訓練の見直しについて

更生訓練所 指導部 指導課 成戸宏幸・竹之内康・小松原正道・菊入昭・森本行雄・茅根孝雄・藤田ゆかり・白浜一・武藤正・濱野清吾・橋本都・会田孝行・太田早苗・菅原美杉・稲葉幹人・駒形佳昭・河野葉子・緑川公子

1.見直しの背景

1) 入所者の重度化・重複化 

2) 社会情勢の変化

3) 過去の野外訓練の反省

4) 職員の業務配分

5) 平成13年度指導部取組方針

2.見直しの経過

 平成13年4月4日業務分担決定後、野外訓練担当者及び主任を中心に検討を行い、入所者に対しても事前アンケートを行った。アンケート結果を元に数度にわたって課内会議でも検討の上、部内会議・幹部会議を経て、2コースで行うことで承認を得た。また、視覚一般リハについては生活訓練課程と合同で行う事となった。

3.実施状況

 1泊2日コースと、日帰りコースそれぞれについてアンケートで参加確認をとったことにより、入所者自身主体的にに参加し、特に山中湖コースについてはしおりの作成・レクリエーションの企画などほとんど入所者自らが運営した。また、参加率も対象者の95%と、向上した。
 日帰りコースも入所者が中心に運営し、自由行動で心配された集合時間等も、計画した時間とおりに進行出来た。

4.まとめ

● 評価点 

(1) 入所者の自主的・主体的参加が得られた。 

(2) 人数規模が適度になったことで入所者自らの運営がやりやすかった。 

(3) 重度の入所者も参加容易となり、参加率も高かった。 

● 反省点 

(1)見直しに伴い準備期間が短かった。 

(2)コース設定(肢体・視覚・内部の嗜好性の差異により)が困難だった。

(3)職員の業務分担や入所者のグループ編成に若干の課題を残した。 




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