第3回特別養護老人ホーム勤務者卒後研修会
(進路別卒後研修会)実施報告

日時:平成30年11月18日(日) 13時30分~16時30分
内容 :「会員による意見交換会」

 平成30年度 第3回特別養護老人ホーム勤務者卒後研修会(進路別卒後研修会)が訓練棟2階、視聴覚教室で行われました。
 この研修会は、当センター理療教育の各課程を卒業、修了し、特別養護老人ホームに機 能訓練指導員として勤務する方に対し、施術に関する知識、技能の向上を図り、職場への定着を確実なものにするため、毎年3回実施しております。当日は11名の方が参加されました。
 今回は「会員による意見交換会」ということで、前半は、介護保険法改正に関する概要とのあん摩マッサージ指圧師の関わりについて及びターミナル・ケアについての情報交換が行われました。 後半では、各勤務先における現状を話し合う場となり、以下の4項目について活発な情報交換が行われました。

  1. 記録・事務処理:ADLの評価やケアマネージャーとの密な連携の困難さなどがあげられました。
  2. ポジショニング:少数導入では用具の説明会がなく、自習による習得で対応せざるをえない。また、スタッフ間での情報共有にもバラつきがあることが多い点などがあげられました。
  3. マッサージの実践:施術範囲について、殿部以外すべて施術する方については、利 用者の評判もよく需要も増加している。運動法やモビライゼーションも取り入れて施 術する方もいました。
  4. 機能訓練:前項にも関係することだが、体位変換を兼ねつつ殿部の除圧を行ったり、冷えや不動による疼痛の発生に留意した対応を心掛けるなど、多くの意見が出され、活発な情報交換が行われました。

 最後に、触ることを前提とする我々の業種のメリットと、利用者個々人のそれまでに形 成されたパーソナリティを重視することの重要性についての話をもって、当研修会の締めくくりとなりました。

意見交換会の様子


平成30年度 臨床研修講座 実施報告

臨床研修講座は、当センターを卒業・修了されて5年以内の方に対して、卒業後の職場定着支援の一環として、理療技能について一層の向上を図ることを目的に開催しているものです。
平成30年度は、「臨床のための基本指圧」を全体テーマとして、計3回の講座を連続シリーズで実施しました。

実施日 講座内容
第1回 平成30年10月14日(日) 浪越指圧による基本手技 他
第2回 平成30年10月28日(日) 浪越指圧による基本~応用手技 他
第3回 平成30年11月11日(日) 浪越指圧による臨床応用 他

講師の高橋先生は、あん摩マッサージ指圧師免許を取得された後、鍼灸マッサージ教員資格を取得され、現在、日本指圧専門学校の教務課長を務めています。また、歯学博士として、神奈川歯科大学の特任講師を務めています。
今回の講座は、高橋先生の豊富な実践で得られた「浪越指圧」での施術を体験し、受講される方に臨床の幅を広げて頂きたいとの思いが込められた講演と実技指導になりました。
第1回は7名が受講し、高橋先生から、「指の操作と身体の重心移動」が最も重要であると説明を受け、どのように指を使い身体を動かせば効果のある指圧ができるか、身体の各部位で実践しました。
第2回は10名が受講し、二人組になって、実際に後頸部から仙骨部・殿部にかけて施術する方法を学びました。
第3回は10名が受講し、坐位及び横臥位での頚部指圧の方法を学びました。 実技指導では、講師の高橋先生が、受講者一人ひとりの手を取って施術方法を説明され、熱のこもった指導となりました。
施術効果を実感した受講者からは、「浪越指圧を実際に体験できとても良い研修会だった」「貴重な体験の機会を得られて良かった」、「いろいろ応用できそうだ」、「1回目の講座の後、実際に患者さんに施術し、即座に実践することができた」、「明日からすぐに実践できる手技があり非常に勉強になった」、「長年多くの患者を診てこられた先生と自分との施術方法の違いを感じた」、「重心移動を学べて良かった」などの声が寄せられ、関心の高さをうかがわせ、時間が足りないほどの有意義な研修会となりました。

参加者へ実技指導される高橋先生(左)

参加者へ実技指導される高橋先生(左)


平成30年度 国立障害者リハビリテーションセンター
自立支援局教官研修会 実施報告

平成30年7月31日から8月3日の日程で、自立支援局主催の教官研修会を実施しました。
本研修会は、理療教育における教官の指導技術の向上及び業務遂行上必要な幅広い知識を習得し、教官の資質の向上を図ることを目的として企画実施されたものです。
メインテーマは、「教科指導要領改訂に向けてVol.2」、サブテーマ「よりよい教育活動を志向するために」とし、自立支援局各センターの教官が交流を持ちつつ、講演、演習、分科会、研究所見学と積極的に参加しました。
初日は、愛媛大学の竹中喜一先生より「ファカルティ・ディベロップメントとは何か~個人あるいは組織でできることを考える~」のテーマで、講演をしていただきました。ファカルティ・ディベロップメントについての講演内容に参加者一同、熱心に聞き入っていました。
2日目は、帝京平成大学の北川明先生より、「ルーブリックの基礎と作成方法」のテーマで、講演と演習をしていただき、各グループで意見を出し合い、積極的に参加しました。
2日目の午後は、第1回DAISY検討委員会参加報告がありました。その後、3日目にかけてグループ協議として、「教科指導要領(暫定版)の見直しに向けて」というテーマで、各教科のグループに分かれ、問題点などについて活発に議論し、各グループより、協議結果の報告がされました。
3日目は、特別企画として「研究所との連携構築に向けて ―よりよい理療教育に資するために―」のテーマで、当センター研究所の見学を行い、各教官と研究員の間で熱心な意見交換がされました。午後からは、集中講座として新カリキュラムで解剖学に含まれる、運動学について、「アラインメントと関節の動きと診察法」をテーマとして、元帝京大学医療技術学部教授で赤門鍼灸柔整専門学校講師の佐藤揵先生に、第Ⅰ部「関節の動きをキネシオロジカルに理解する―股関節を中心に―」の講座を、赤門鍼灸柔整専門学校専任教員の亀井啓先生から、第Ⅱ部「治療すべき本質を探る」について、講演をしていただきました。講師の軽快な話に参加者は、引き込まれていました。
最終日4日目は、意見交換会として「学校評価を手掛かりとして養成施設の課題を抽出し解決の方向を導くために」というテーマで、3つの分科会に別れて、学校評価の問題点や、その問題点の解決策について、活発な意見交換を行いました。
その後、埼玉県立常磐高等学校の守屋有紀先生から、「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)5年一貫教育の特徴を生かした、看護専門職者を育成するための先進的なプログラムの研究開発~「生涯学び続ける力」を育てるために~」のテーマで、事例紹介をしていただきました。
次に、森自立支援局長よりの総括的講演として「教育活動に活かす認知行動療法の考え方」が行われ、認知行動療法の具体的な内容から実用的な実施方法について話がありました。
閉講式では、理療教育・就労支援部の野口部長より挨拶があり、4日間の研修会が閉講しました。

1 期 日
平成30年7月31日(火)~8月3日(金)

2 会 場
国立障害者リハビリテーションセンター

3 参加者
国立障害者リハビリテーションセンター 23名
函館視力障害センター 3名
神戸視力障害センター 7名
福岡視力障害センター 4名

4 研修内容
(ア)講 演:7月31日(火) 14:00~17:00
演 題:「ファカルティ・ディベロップメントとは何か
~個人あるいは組織でできることを考える~」
講 師:愛媛大学 教育・学習支援機構 教育企画室   竹中 喜一 特任助教
司 会:米田教官

(イ)講演・演習:8月1日(水) 9:10~12:10
演 題:「ルーブリックの基礎と作成方法」
講 師:帝京平成大学 ヒューマンケア学部 看護学科   北川 明 教授
司 会:米田教官

(ウ)情報提供: 8月1日(水) 13:10~13:30
テーマ:第1回DAISY検討委員会参加報告
報告者:理療教育課 舘田 美保 主任教官、小泉 貴 教官

(エ)グループ協議:8月1日(水) 13:30~17:00
協議結果報告:8月2日(木) 9:00~10:10
テーマ:「教科指導要領(暫定版)の見直しに向けて」
進 行:新井主任教官

(オ)特別企画:8月2日(木) 10:20~12:00
テーマ:「研究所との連携構築に向けて」
―よりよい理療教育に資するために―
進 行:柴原 繁俊 理療教育課長

(カ)集中講座:8月2日(木) 13:00~17:00
演 題:「アラインメントと関節の動きと診察法」
第Ⅰ部「関節の動きをキネシオロジカルに理解する―股関節を中心に―」
第Ⅱ部「治療すべき本質を探る」
講 師:元帝京大学医療技術学部教授 医学博士   佐藤 揵 先生
赤門鍼灸柔整専門学校講師
亀井鍼灸接骨院院長            亀井 啓 先生
赤門鍼灸柔整専門学校専任教員
司 会:藤原教官

(キ)意見交換:8月3日(金) 9:10~10:10
テーマ:学校評価を手掛かりとして養成施設の課題を抽出し
解決の方向を導くために
進 行:新井主任教官

(ク)事例紹介:8月3日(金) 10:20~11:20
演 題:「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)5年一貫
教育の特徴を生かした、看護専門職者を育成するための先進的なプロ
グラムの研究開発~「生涯学び続ける力」を育てるために~」
講 師:埼玉県立常磐高等学校 看護科   守屋 有紀 教諭
司 会:麻生教官

(ケ)総括的講演:8月3日(金) 11:30~12:00
演 題:「教育活動に活かす認知行動療法の考え方」
講 師:森 浩一 自立支援局長
司 会: 新井主任教官

竹中 喜一 先生の講演

写真1
「ファカルティ・ディベロップメントとは何か~個人あるいは組織でできることを考える~」
竹中 喜一 先生の講演

北川 明 先生の演習

写真2
「ルーブリックの基礎と作成方法」
北川 明 先生の演習

佐藤 揵 先生の講演

写真3
「関節の動きをキネシオロジカルに理解する―股関節を中心に―」
佐藤 揵 先生の講演

亀井 啓 先生の講演

写真4
「治療すべき本質を探る」
亀井 啓 先生の講演

守屋 有紀 先生の講演

写真5
「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)5年一貫教育の特徴を生かした、看護専門職者を育成するための先進的なプログラムの研究開発~「生涯学び続ける力」を育てるために~」
守屋 有紀 先生の講演

森 浩一 自立支援局長の講演

写真6
「教育活動に活かす認知行動療法の考え方」
森 浩一 自立支援局長の講演


平成30年度 卒後研修会・東光会学術大会実施報告

当センターでは卒後支援の一環として毎年10月に卒後研修会・東光会学術大会を東光会(同窓会)との共催で開催しております。
この研修会は今回で32回を迎えました。全体テーマは「心身へのアプローチ」で、午前は講演を2題、午後は公開実技により理療技術を広く深く学ぶことを目的として企画しました。
講演1では、前半は上石浩之先生から「頭・顔面部からのアプローチ(美顔・ヘッドスパを中心に)」を、後半は上石優子先生から「医療接遇について」、講演2では、藤井亮輔先生から、前半は三療界の現状について、後半は「関節部からのアプローチ(マッサージテクニックとモビライゼーションを中心に)」について講演をしていただきました。
午後からは場所を実技室に移して実習が行われました。講師の先生方から直接、参加者に施術の一部を実施していただき、美顔鍼や頭・顔面部への手技療法、またオイルを使用したマッサージやモビライゼーションといった施術をしていただき、貴重な体験をすることができました。
また、重度視覚障害者に対して、口頭での解りやすい説明や参加者の手を取って教えてくださるなど懇切丁寧なご指導をしていただきました。参加者からは、「職場において即実践できる手技もあり、非常に有意義であった」、「直接施術を体験することができて大変良かった」などの感想が聞かれ、手の当て方や力の入れ方などを反復練習し、一つでも多くの技術を習得して帰ろうと熱心に取り組む様子が見受けられ、有意義な卒後研修の場となりました。

1 日 時:平成30年10月6日(土)10:00~17:00

2 会 場:国立障害者リハビリテーションセンター
訓練棟2階実技室及び視聴覚教室

3 参加者:卒業・修了生  39名
内訳:東京視力障害センター          2名
塩原視力障害センター          2名
国立障害者リハビリテーションセンター 35名
現役利用者    8名

4 全体テーマ:「心身へのアプローチ」

5 演題・講師
「頭・顔面部からのアプローチ(美顔・ヘッドスパを中心に)」
恵比寿ヒロ鍼灸整骨院   院長 上石 浩之 先生
副院長 上石 優子 先生
チーフリーダー 野口 深令 先生
「関節部からのアプローチ
(マッサージテクニックとモビライゼーションを中心に)」
一枝のゆめ財団専務理事・筑波技術大学保健科学部教授 藤井 亮輔 先生
一枝のゆめ治療院     副院長 小島 永吉 先生


第2回ヘルスキーパー従事者卒後研修会
(進路別卒後研修会)実施報告

日時:平成30年9月2日(日)13時00分~16時00分
講師:フィジオ運動連鎖アプローチ協会 理事 芹澤 誠 氏
テーマ:「運動連鎖アプローチによる手技療法(腰痛編)」

この研修会は、当センター理療教育の各課程を卒業、修了し、企業等にヘルスキーパーとして従事している方に対し、施術に関する知識・技能の向上を図り、職場への定着を確実にするため、毎年3回実施しております。当日は14名の方が参加されました。
今年度も昨年度に引き続き、運動連鎖アプローチをテーマとし、講座内容は実技中心でした。1回の講義ではすぐに実践に使うのは難しいかもしれないということで、序盤は前回の肩こりの復習を交えながら腰の触れ方について教えていただきました。中盤は触診の際、ただ黙って腰に手をおいて患者の筋膜の情報を受け取る受動的触診法や相手の軟部組織の反応を受け取る能動的触診法をご教授いただきました。終盤は腰痛症の身体の動かし方として運動療法を活かした職場で出来るストレッチをご指導いただきました。安全で、実際に効果があり、前かがみや後ろに反らした時、体を左右横に倒した時の痛みに即したストレッチを、ペアと実践しながら学ぶこととなりました。台風の影響による蒸し暑さの中、参加者は皆熱心に受講し、会場は更なる熱気に包まれました。受講者からは「腰に触れる際の大切な点を再確認することができた」「非常に応用的な内容で、早速実践したい」などの声がありました。

腰痛のアプローチを指導する芹澤氏(中央上)

腰痛のアプローチを指導する芹澤氏(中央上)


第1回ヘルスキーパー従事者卒後研修会
(進路別卒後研修会)実施報告

日時:平成30年6月10日(日)13時00分~16時00分
講師:理学療法士 芹澤 誠氏
テーマ:「マッサージに役立てる運動連鎖アプローチ®」
~運動連鎖アプローチ®による肩こり治療~

この研修会は、当センター理療教育の各課程を卒業、修了し、企業内ヘルスキーパーとして勤務する方に対し、施術に関する知識、技能の向上を図り、職場への定着を確実なものにするため、毎年3回実施しております。当日は18名の方が参加されました。参加者の中には視覚障害に加えて聴覚障害を有する方もおり、通訳介助者2名の方も加わりました。
昨年度に引き続き、運動連鎖アプローチをテーマとし、講座は実技を中心に行われまし た。講師の芹澤先生は理学療法士であるとともに鍼灸師でもあり、肩こりを遠隔治療により、患部から離れた足に施術を行うなど、経絡治療に通じるものを感じ、大変興味深いものでした。
 また、施術に際して触診は重要だが、ただ触るのではなく、動かしてみることが大切で あり、例えば肩こりを訴える患者で左肩が上がり、右肩が下がっている場合、左肩を押し下げたときに右肩が上がり、右肩を上げたとき、左肩に変化がなければ、左側が治療対象となる「左の僧帽筋や菱形筋などを緩めるのもよいが、遠隔の殿部や下肢などの反応を探し、そこにソフトタッチで刺激を与えることで脳幹網様体を介して運動連鎖の賦活を促し、肩のバランスが改善し、肩こりがとれる」など、貴重なお話をされました。
さらに、芹澤先生から参加者全員に丁寧にご指導いただき、参加者も明日からのヘルスキーパーの仕事に役立てたいと熱心に受講し、会場は熱気に包まれ、3時間は、瞬く間に過ぎていきました。

運動連鎖アプローチ®の触察法を指導する芹澤氏

運動連鎖アプローチ®の触察法を指導する芹澤氏


第1回進路別卒後研修会
(特別養護老人ホーム勤務者卒後研修会)実施報告

日時:平成30年5月20日(日) 13時30分~16時30分
講師:介護老人保健施設 愛 言語聴覚士 中西 敦子 先生
テーマ「高齢者の摂食・嚥下障害に対する機能訓練の実際
~安全な食事支援を考える~」

平成30年度 第1回進路別卒後研修会(特別養護老人ホーム勤務者卒後研修会)が訓練棟2階、視聴覚教室で行われました。
この研修会は、当センター理療教育の各課程を卒業、修了し、特別養護老人ホームに機 能訓練指導員として勤務する方に対し、施術に関する知識、技能の向上を図り、職場への定着を確実なものにするため、毎年3回実施しております。当日は17名の方が参加されました。
今回は「高齢者の摂食・嚥下障害に対する機能訓練の実際」というテーマで、前半は、 口から食べることの意義、誤嚥を防ぐことの大切さを踏まえ、嚥下の仕組み、誤嚥を起こしにくい姿勢や食べ物、食べ方などについての講義が行われました。
後半は、嚥下の評価法や訓練方法、唾液腺のマッサージ、食事前に行われている「パ」「タ」「カ」「ラ」という口の体操を教えていただきました。
「パ」は、唇をしっかりと閉めて発音するので、唇を閉める筋力を鍛え、食べ物を口からこぼさないようにします。
「タ」は、上あごから下あごへ舌を打ちつけるので、舌の筋肉のトレーニングになります。食べ物を押しつぶしたり、飲み込む力をつけます。
「カ」は、のどの奥に力を入れてのどを閉めることで発音します。食べ物がスムーズに食道へ送るように促します。
「ラ」は、舌を丸め、舌の先を上の前歯の裏に付けて発音するので、食べ物をのどの奥へと運ぶための舌の筋を鍛えます。食べ物を飲み込みやすくします。
高度なことは言語聴覚士にゆだねるべきですが、前半内容は、マッサージ師でも可能なものが少なくありません。参加者は、明日からの仕事に早速活用しようと、応用するために熱心に受講し、講師との質疑応答も活発でした。

体操やマッサージの実践を交えながらの講義をされる中西氏

体操やマッサージの実践を交えながらの講義をされる中西氏