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自立訓練(機能訓練・生活訓練)


サービスの説明 利用定員 日課時限 利用期間 利用開始から修了までの流れ 修了者の進路について


1.サービスの説明
機能訓練及び生活訓練の対象者(主たる対象者・・・機能訓練:視覚に障害のある方、頸髄損傷による四肢麻痺の方、生活訓練:高次脳機能障害のある方)に対して、それぞれの目標に向かって、自立した日常生活や社会生活をおくることができるよう以下のような支援を行います。


(1)機能訓練(視覚に障害のある方の訓練)
●コミュニケーション訓練
IT(パソコン、メール、インターネットなど)、点字、ハンドライティング、コミュニケーション機器などにより、日常生活を送る上で必要なコミュニケーション手段や情報収集の手段を確立することや、就労に必要な知識や技能を習得する訓練を行います。

●歩行訓練
屋内歩行(移動)、白杖などによる屋外歩行(移動)、公共交通機関の利用、移動介助の受け方など、日常生活を送る上で安全で効率的な移動をするための技能を習得する訓練を行います。
●ロービジョン訓練
拡大読書器の使用方法、ルーペの選定など視覚的補助具の使用や保有視機能の活用訓練を行い、日常生活上の利便性を高めるための訓練を行ないます。日常生活の中での文字の読み書きに役立てるため、一人ひとりの見え方に応じて、ルーペや拡大読書器の使い方を訓練します。また、外出時や在宅生活での様々な場面での目の活用方法について訓練します。
●日常生活訓練
日常生活の中で、自分でできることをひとつでも増やせるよう、掃除や洗濯の方法、金銭管理の方法等について訓練を行う他、調理訓練や、携帯電話、録音機器等の操作方法等を訓練します。
(2)機能訓練(頸髄損傷の方の訓練)
●理学療法(PT)
寝返りなどの基本動作、車いすからベッドへの乗り移りなど残存機能に応じた動作の獲得を目指し、訓練します。

●作業療法(OT)
身の回りの管理やトイレ、入浴、更衣など日常生活に関わる動作の獲得を目指し、訓練します。

●パソコン訓練
就職等に必要となるパソコンの基本操作や知識などの習得を目指し、訓練します。
●運動療法
体力全般の維持向上、車いす操作、運動習慣などの獲得を目指し、訓練します。

●自動車訓練
行動範囲の拡大や通勤手段の獲得を図るため、自動車運転の習熟訓練や新規免許取得などを目指し、訓練します。

・運転訓練と評価内容のご紹介
・身体に障害のある在宅の方々に対しての自動車訓練(習熟訓練)のサービスについて
●社会生活力の向上のための訓練
調理、外出など社会生活に必要な知識・技能の習得を目指し、訓練します。
(3)生活訓練(高次脳機能障害のある方の訓練)
●生活能力向上のための訓練
服薬管理、調理、洗濯、掃除、公共交通機関の利用など生活に必要な活動が可能となるよう支援します。
●作業力向上のための訓練
様々な作業場面を通じて、集中して取り組める環境条件、代償手段、作業内容を具体化します。

●スケジュール管理
予定表等を活用しながら、日課に沿った行動ができるよう支援します。
●社会生活技能の向上のための訓練
自己認識を高め、様々な生活場面で、適切な対処ができるよう支援します。

2.利用定員
(1)機能訓練(主たる対象者:主に視覚障害のある方と頸髄損傷者):40名
(2)生活訓練(主たる対象者:高次脳機能障害のある方):30名

3.日課時限
 日課については、以下のとおりとなっています。訓練については、個別支援計画により、各自の個別予定表を作成します。 訓練時間については、基本的に1時間単位となりますが、訓練によっては連続して実施することもあります。
7時00分 起床
7時30分〜 8時50分 朝食
8時50分〜 9時00分 ホームルーム
9時00分〜12時00分 訓練
12時00分〜13時00分 昼食
13時00分〜17時00分 訓練
18時00分〜19時00分 夕食
21時30分〜22時00分 点呼
22時00分 消灯

4.利用期間
 入所後のオリエンテーション期間を通して、利用者の方々のニーズを把握し、個別支援計画(支援目標や課題、支援方法、利用期間などをまとめたもの)を作成します。そのため、利用者の方々のニーズや個別支援計画により、訓練内容、利用期間については異なります。なお、最大の訓練期間は以下のとおりとなります。

(1)機能訓練:18ヶ月以内の必要な期間 ※頸髄損傷による四肢麻痺等の場合は36ヶ月
(2)生活訓練:24ヶ月以内の必要な期間

5.利用開始から修了までの流れ(利用の申請については、自立支援局トップページの利用手続きのページをご覧ください)
 利用開始から修了までの流れは、以下の1から6のとおりとなります。

6.修了者の進路について
 自立訓練を利用される方々の目標(自立計画)は様々であり、修了後の進路は各々異なります。
 進路としては、就職、職場復帰、当センターの他事業の利用継続(就労移行支援事業【養成施設】、 就労移行支援事業)、職業リハビリテーションセンター利用、家庭復帰、他施設の利用となっています。


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