平成30年度 学校評価(自己評価)
実施結果報告
平成30年度 学校評価(自己評価)結果報告 |
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国立障害者リハビリテーションセンター |
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※ 各項目に対しての評価基準 4:できている 3:ほぼできている 2:ややできていない 1:できていない |
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分 野 | 評価項目 | 評価点 | 評価結果の概要と主な関係規程・資料 | ||
Ⅰ | 教育理念・目的 | 1 | 自立支援局の基本理念や養成施設の教育目標、目的が定められている | 4 | 自立支援局の基本理念や養成施設の教育目標、目的を定め、ホームページ等に示しており対応できている。 ・国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局ホームページ ・国立障害者支援施設リハビリテーション実施要領 等 |
Ⅱ | 施設運営 | 2 | 目標等に沿った運営方針が策定されている | 4 | 施設の運営は、運営方針と組織目標を策定し、目標達成に向けて年間事業計画を立てて事業を進めている。また、教務に係る会議を定期的に行い、倫理法に基づく職務を遵守しながら施設運営を行い、関係学会等での発表やホームページへの掲載等により教育活動に関する情報発信を行っている。 一方、業務の効率化については、統合ネットワークシステムへ移行した結果、セキュリティが向上したものの、視覚障害支援ソフトの不適応等による活用困難がみられ、音声ユーザーを中心に作業効率が低下している状況がみられる。 ・平成30年度事業実績評価表 ・国立障害者リハビリテーションセンター職員服務規程 ・理療教育 研究・業績集 ・統合ネットワークPC使用上の問題点(音声ユーザー及び弱視教官からの意見、要望書) 等 |
3 | 運営方針に沿った事業計画が策定されている | 4 | |||
4 | 教務に係る会議などの意思決定システムが整備されている | 4 | |||
5 | 医療従事者の教育に携わる国家公務員として国家公務員倫理法に基づく職務の遵守が適正になされている | 4 | |||
6 | 教育活動等に関する情報発信や情報開示(情報公開法に基づく対応等)が適切になされている | 4 | |||
7 | パソコンや情報共有サーバー等の利活用による業務の効率化が図られている | 3 | |||
Ⅲ | 教育活動 | 8 | 学科等のカリキュラムが体系的に編成されている | 4 | 教育活動については、「あん摩マツサージ指圧師、はり師及びきゆう師に係る学校養成施設認定規則」等に従って、カリキュラム編成、実践的な職業教育(実技・実習等)、単位認定、進級・卒業判定の基準を明確に定めている。 また、自立支援局としての運営方針に基づいて組織目標を立て、あはきの技能やコミュニケーション能力の講座、利用者の習熟状況に応じた基礎・応用補習、就労に向けた施術所見学や進路支援講座、あはき師国家試験の合格率の向上を図るための模擬試験や、課題に応じた補習授業を実践している。 教員の資質向上については、施設毎に課内研修会や個別研修等を行うとともに、自立支援局教官研修会を実施し、資質向上に向けて取り組んでいる。 ・国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局就労移行支援(養成施設)理療教育規程 ・国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局就労移行支援(養成施設)理療教育実施細則 ・国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局教官研修会実施要綱 ・平成30年度事業実績評価表(組織目標14・15・28・39・40・41) 等 |
9 | 実践的な職業教育(実技・実習等)が体系的に位置づけられている | 4 | |||
10 | 単位認定、進級・卒業判定の基準が明確になっている | 4 | |||
11 | 資格取得等に関する指導体制が整備されている | 4 | |||
12 | 就業を支援するための取組(施術所見学や講座等)が行われている | 4 | |||
13 | 視覚に障害がある利用者に対して授業を行うことができる要件を備えた教員を確保している | 4 | |||
14 | 教員の指導力育成など資質向上のための取組が行われている | 4 | |||
Ⅳ | 学修成果 | 15 | あはき師国家試験合格率の維持・向上が図られている | 4 | 平成30年度の自立支援局現役受験者合格率は、専門課程、高等課程ともに、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師のすべてにおいて、前年度の合格率を上回っており、合格率の維持・向上が図られている。 ・平成29年度(第26回)あはき師国家試験合格状況 ・平成30年度(第27回)あはき師国家試験合格状況 等 |
Ⅴ | 利用者支援 | 16 | 進路・就職に関する支援体制が整備されている | 4 | 就労移行支援(養成施設)は、教育機関としての側面とともに、障害者総合支援法に基づく指定障害者支援施設という側面を併せ持って利用者支援体制を構築しており、関係部署との連携を図り、利用者の相談や進路・就職、健康管理等の利用者支援を実践している。 また、卒業生に対する後支援については、卒後研修会・卒後特別研修会をはじめとして各種研修会を開催する等、理療師としての資質向上に対応している。 ・国立障害者リハビリテーションセンター(各センター)障害福祉サービス事業運営規程 ・国立障害者支援施設リハビリテーション実施要領 等 |
17 | 利用者相談に関する体制が整備されている | 4 | |||
18 | 利用者の健康管理を担う組織体制がある | 4 | |||
19 | 卒業生への支援体制がある | 4 | |||
Ⅵ | 教育環境 | 20 | 施設・設備は、教育上の必要性に対応できるよう整備されている | 4 | 施設・設備については、「あん摩マツサージ指圧師、はり師及びきゆう師に係る学校養成施設認定規則」等に従って整備している。また、組織目標を立てて見学実習や職場見学を実施するとともに、計画的に避難訓練等を行っている。 実技・実習における事故防止等については、ガイドライン等を規定するとともに、施設賠償責任保険に加入している。 なお、重複障害のある利用者への支援の充実に向けて、平成30年度、所沢に特別指導教官が配置され、各施設においても要求しているところである。 ・あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師養成施設指導要領 ・国立障害者リハビリテーションセンター(各センター)障害福祉サービス事業運営規程 ・平成30年度事業実績評価表(組織目標22・39・40・57) ・国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局理療実習安全・リスク管理ガイドライン ・自立支援局における事故等発生時の対応取扱規程 等 |
21 | 見学実習、職場見学等の教育体制を整備している | 4 | |||
22 | 実技・実習における事故防止予防対策・事故対応に関する体制等が整備されている | 4 | |||
23 | 防災に対する体制が整備されている | 4 | |||
24 | 利用者の安全管理のための取組等(施設賠償責任保険等への加入、重複障害のある利用者への支援など)が行われている | 4 | |||
Ⅶ | 利用者の募集・受入れ | 25 | 市町村役場、ハローワーク等、関連する機関に対する情報提供等が行われている | 4 | 利用者の募集は、各施設において担当部署との連携を図り、様々な形式で計画的かつ積極的にサービス内容の広報に努めている。 また、利用希望者に対しては、適正な利用者選考を実施するとともに、利用相談から申込み、結果通知、受入れ等、円滑に対応している。 ・国立障害者支援施設リハビリテーション実施要領 ・国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局就労移行支援(養成施設)理療教育規程 ・国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局利用承諾規程 等 |
26 | 利用者募集活動を実施し、利用者選考は適正に行われている | 4 | |||
Ⅷ | 法令等の遵守 | 27 | 医療従事者の教育に携わる国家公務員として関係法令を遵守した運営がなされている | 4 | 国家公務員として、国家公務員法、国家公務員倫理規程に従い、あはき関係法令及び専修学校関係法令等を遵守している。 また、個人情報保護の対策としては、外部と接続していないPCを使用して、成績処理や施術録管理等を行っている。 ・国立障害者リハビリテーションセンター職員服務規程 ・国立障害者リハビリテーションセンター(各センター)障害福祉サービス事業運営規程 ・国立障害者支援施設リハビリテーション実施要領 等 |
28 | 個人情報に関し、その保護のための対策がとられている | 4 | |||
Ⅸ | 社会貢献・地域貢献 | 29 | センターの教育資源や施設を活用した社会貢献・地域貢献を行っている | 4 | 各施設において、地域の特性に応じた講習会の開催や事業の公開などにより施設機能の提供・開放を行う等、社会・地域貢献の取り組んでいる。 ・平成30年度事業実績評価表(組織目標51・53) 等 |
30 | 地域や関係機関に対する事業の公開等を行っている | 4 |
平成29年度 学校評価(自己評価)
実施結果報告
平成29年度 学校評価(自己評価)結果報告 |
国立障害者リハビリテーションセンター 自立支援局・就労移行支援(養成施設) |
※各項目に対しての評価基準は次のとおり。 4:適切 3:ほぼ適切 2:やや不適切 1:不適切 | |||||
分野 | 評価項目 | 評価点 | 評価の概要と今後の課題 | ||
Ⅰ | 教育理念・目的 | 1 | 養成施設としての理念や目的が定められている | 4 | 自立支援局の基本理念、施設の基本方針、養成施設の教育目標を定め、ホームページ等に示しているところであり、適切に対応できている。 |
Ⅱ | 施設運営 | 2 | 目標等に沿った運営方針が策定されている | 4 | 運営方針に基づいて組織目標を立て、目標の達成に向けて年間事業計画を策定して事業を適切に運営している。 |
3 | 運営方針に沿った事業計画が策定されている | 4 | |||
4 | 教務に係る会議などの意思決定システムが整備されている | 4 | 定例の課内会議及び各種担当者会議等、教務に関する意見の集約が適切に行なわれている。 | ||
5 | 業界や地域社会等に対するコンプライアンス(倫理法に基づく職務の遵守)が適性になされている | 4 | 国家公務員の倫理行動規準に従って適正に行動している。 | ||
6 | 教育活動等に関する情報発信や情報開示(情報公開法に基づく対応等)が適切になされている | 4 | 教育活動に関する情報発信については、関係学会等での発表やホームページへの掲載等により行なわれている。 | ||
7 | PCや情報共有サーバー等の利活用による業務の効率化が図られている | 3 | 業務の効率化が図られているといえるが、視覚障害者の状況を踏まえた検討が必要なこともある。また、保守管理等についても負担軽減に努めていきたい。 | ||
Ⅲ | 教育活動 | 8 | 学科等のカリキュラムが体系的に編成されている | 4 | 認定規則等の改正に伴い、教育課程を変更し各施設を管轄する厚生局の承認を得るとともに、教科指導要領の一部を見直し適切に対応している。 |
9 | 実践的な職業教育(実技・実習等)が体系的に位置づけられている | 4 | 認定規則等に定める基礎・応用・臨床実習を行なうとともに、実技力を向上するための補習等を実施している。 | ||
10 | 単位認定、進級・卒業判定の基準が明確になっている | 4 | 理療教育規程(学則)や実施細則により明確に判定基準が設定されている。 | ||
11 | 資格取得等に関する指導体制が整備されている | 4 | 運営方針に基づいて組織目標を立て、模擬試験や受験対策補講等を計画的に行なっている。 また、平成30年度からは、利用者の個別状況等に応じた弾力的な教育を実践できるようにするため、特別指導教官1名が配置(所沢)されることとなった。このことも踏まえ、引き続き指導・支援の充実を図っていきたい。 |
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12 | 就業を支援するための取組み(施術所見学や講座等)が行われている | 4 | 運営方針に基づいて組織目標を立て、施設見学や進路支援講座等を計画的に実施している。 | ||
13 | 視覚に障害がある利用者(学生)に対して授業を行うことができる要件を備えた教員を確保している | 4 | 認定規則等に規定する要件を満たす教官を適切に配置している。また、教官間でコミュニケーションを図りながら授業を実践している。 | ||
14 | 教員の指導力育成など資質向上のための取組が行われている | 4 | 運営方針に基づいて組織目標を立て、自立支援局として教官研修会を実施するとともに、施設ごとに教官臨床を含めた研修を行なっている。 また、関連学会への参加等、さらなる自己研鑽に努めていきたい。 |
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Ⅳ | 学修成果 | 15 | あはき師国家試験合格率の向上、高い合格率の維持が図られている | 3 | 運営方針に基づいて組織目標を立て、達成に向けて指導・支援の充実を図っているところである。 あん摩マッサージ指圧師については高い合格率の維持が図られているものの、はり師きゅう師については、さらなる向上に努めていきたい。 |
Ⅴ | 利用者(学生)支援 | 16 | 進路・就職に関する支援体制が整備されている | 4 | 関係部署との連携を図り、適切に対応している。 |
17 | 利用者(学生)相談に関する体制が整備されている | 4 | |||
18 | 利用者(学生)の健康管理を担う組織体制がある | 4 | |||
19 | 卒業生への支援体制がある | 4 | 卒後研修会、卒後特別研修会等を計画的に実施している。 | ||
Ⅵ | 教育環境 | 20 | 施設・設備は、教育上の必要性に対応できるよう整備されている | 4 | 認定規則等に規定する施設設備、器械器具、標本及び模型、図書並びにその他の備品を整備している。 |
21 | 見学実習、職場見学等の教育体制を整備している | 4 | 運営方針に基づいて組織目標を立て、関係部署と連携して利用者の進路希望に応じた個別の職場見学等を実施している。 | ||
22 | 実技・実習における事故防止予防対策・事故対応に関する体制等が整備されている | 4 | 国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局理療実習安全・リスク管理ガイドライン等を規定し、適切に対応している。 | ||
23 | 防災に対する体制は整備されている | 4 | 運営方針に基づいて組織目標を立て、各施設で防災計画を策定し、年間計画に従って計画的に避難訓練等を実施している。 | ||
24 | 利用者(学生)の安全管理のための取組等(施設賠償責任保険等への加入、重複障害のある利用者(学生)への支援など)が行われている | 4 | 施設賠償責任保険に加入するとともに、各施設共通のインシデント報告書を作成し、平成30年1月以降は、自立支援局全体でインシデントの一元管理ができる体制を整えた。 | ||
Ⅶ | 利用者(学生)の受入れ募集 | 25 | 市町村役場、ハローワーク等、関連する機関に対する情報提供等が行われている | 4 | 対象者が限定的であることもあって、利用者増に大きな変化が現れていないものの、各施設において、様々な形式で計画的かつ積極的に利用者募集活動を実践している。 関係部署との連携を強化し、引き続き募集活動の推進を図っていきたい。 |
26 | 利用者(学生)募集活動は、適正に行われている | 4 | |||
Ⅷ | 法令等の遵守 | 27 | 専修学校設置基準など関係法令を遵守し適正な運営がなされている | 4 | あはき関係法令及び専修学校関係法令等を遵守し、適切に取扱っている。 |
28 | 個人情報に関し、その保護のための対策がとられている | 4 | 利用者の個人情報については、適切に管理されている。 | ||
Ⅸ | 社会貢献・地域貢献 | 29 | センターの教育資源や施設を活用した社会貢献・地域貢献を行っている | 4 | 運営方針に基づいて組織目標を立て、各施設において地域の特性に応じた講習会の開催や事業の公開(函館:市民教養講座、所沢:事業公開、神戸:オープンキャンパス、福岡:Eyeあいフェスタ、等)を実施するとともに、施設機能の提供・開放を行うことで地域貢献に取り組んでいる。 |
30 | 地域に対する事業公開・公開講座・オープンキャンパスの実施等を積極的に行っている | 4 |
平成28年度 学校評価(自己評価)
実施結果報告
学校評価は、学校教育法等の一部改正に伴い、学校の教育活動や学校運営の状況について、自ら評価を行い、その結果を公表することが義務付けられています。
センター(所沢、函館、神戸、福岡)が行う就労移行支援(養成施設)は、あはき師の養成施設として専修学校の認可も受けており、学校教育法の適用を受けることから、学校評価(自己評価)を行うことといたしました。
平成25年3月に示された「専修学校におけるガイドライン」を参考に、就労移行支援(養成施設)の全教官を対象として自己評価を行い、以下のとおり取りまとめましたので報告いたします。
平成28年度 学校評価(自己評価)結果報告 |
国立障害者リハビリテーションセンター 自立支援局・就労移行支援(養成施設) |
※各項目に対しての評価基準は次のとおり。 4:適切 3:ほぼ適切 2:やや不適切 1:不適切 | |||||
分野 | 評価項目 | 評価点 | 評価の概要と今後の課題 | ||
Ⅰ | 教育理念・目的 | 1 | 養成施設としての理念や目的が定められている | 3 | 自立支援局の基本理念、施設の基本方針、養成施設の教育目標等を定めているものの、利用者にとって学習の指針となるような教育理念を明確にし、全教官に周知していく必要がある。 |
Ⅱ | 施設運営 | 2 | 目標等に沿った運営方針が策定されている | 4 | 運営方針と組織目標を策定し、目標の達成に向けて年間事業計画を立て、事業を運営している。また、教務に係る会議を定期的に行い、倫理法に基づく職務を遵守しながら施設運営を行っている。 一方、教育活動に関する情報公開については、ホームページへの掲載などにより情報発信を行っているが、さらに積極的な情報発信を心がけたい。また、PCや情報共有サーバー等を利用しているものの、これによる業務の効率化については、視覚障害者の状況を踏まえた検討が必要である。 |
3 | 運営方針に沿った事業計画が策定されている | 4 | |||
4 | 教務に係る会議などの意思決定システムが整備されている | 3 | |||
5 | 業界や地域社会等に対するコンプライアンス(倫理法に基づく職務の遵守)が適正になされている | 3 | |||
6 | 教育活動等に関する情報発信や情報開示(情報公開法に基づく対応等)が適切になされている | 3 | |||
7 | PCや情報共有サーバー等の利活用による業務の効率化が図られている | 3 | |||
Ⅲ | 教育活動 | 8 | 学科等のカリキュラムが体系的に編成されている | 3 | カリキュラムについては、認定規則等の改正にともない、今後、数年かけて検討すべき事項となっている。また、実践的な職業教育と資格取得に向けた受験対策については、運営方針に基づいた組織目標に掲げているところであるが、さらなる充実を図るべく検討していく必要がある。 さらに、教員の指導力育成など資質向上に向けた取組みについては、各センターの状況に応じて研修等を実践し、視覚に障害がある利用者に対応し、専門分野に精通した授業ができるように努めていきたい。 |
9 | 実践的な職業教育(実技・実習等)が体系的に位置づけられている | 3 | |||
10 | 単位認定、進級・卒業判定の基準が明確になっている | 3 | |||
11 | 資格取得等に関する指導体制が整備されている | 3 | |||
12 | 就業を支援するための取組み(施術所見学や講座等)が行われている | 3 | |||
13 | 視覚に障害がある利用者(学生)に対して授業を行うことができる要件を備えた教員を確保している | 3 | |||
14 | 教員の指導力育成など資質向上のための取組が行われている | 3 | |||
Ⅳ | 学修成果 | 15 | あはき師国家試験合格率の向上、高い合格率の維持が図られている | 3 | 合格率の維持・向上については、運営方針に基づいた組織目標において80%以上の合格率を目標に掲げており、この達成に向けて十分な努力がなされている。 しかしながら、国家試験の結果をみると、年度によって不安定であり厳しい状況にあるといえる。利用者の状況を見極め、利用者の状態等に応じた弾力的な教育を実践できるよう、引き続き指導・支援の充実を図っていきたい。 |
Ⅴ | 利用者(学生)支援 | 16 | 進路・就職に関する支援体制が整備されている | 3 | 利用者に対する支援については、関係職員との連携による相談体制が概ね整備されているといえる。しかしながら、多様化する利用者の現状に対して、十分に支援が行き届いているとはいえない場面も見受けられる。 卒業生に対する支援については、卒後研修会等の各種研修会を開催し理療師としての資質向上に対応している。しかしながら、国家試験に不合格となった卒業生に対する支援については、さらなる充実を図っていきたい。 |
17 | 利用者(学生)相談に関する体制が整備されている | 3 | |||
18 | 利用者(学生)の健康管理を担う組織体制がある | 3 | |||
19 | 卒業生への支援体制がある | 3 | |||
Ⅵ | 教育環境 | 20 | 施設・設備は、教育上の必要性に対応できるよう整備されている | 3 | あはき教育上必要な施設・設備は整備しているものの、予算の関係から小規模な対応にとどまっている状況が見受けられる。 見学実習や職場見学等、実技・実習におけるリスク管理、防災に対する体制については、運営方針に基づいて組織目標に示しており、各センターにおいてマニュアルを整備するなどの対応を行っている。 |
21 | 見学実習、職場見学等の教育体制を整備している | 3 | |||
22 | 実技・実習における事故防止予防対策・事故対応に関する体制等が整備されている | 3 | |||
23 | 防災に対する体制は整備されている | 3 | |||
24 | 利用者(学生)の安全管理のための取組等(施設賠償責任保険等への加入、重複障害のある利用者(学生)への支援など)が行われている | 3 | |||
Ⅶ | 利用者(学生)の受入れ募集 | 25 | 市町村役場、ハローワーク等、関連する機関に対する情報提供等が行われている | 3 | ここ数年以上にわたり、様々な形式で計画的かつ積極的に利用者募集活動を実践しながらも、利用者増に大きな変化が現れていない状況である。このような現状を認識するとともに、センターの教育理念や支援状況の成果について情報提供の強化を図っていく必要がある。 |
26 | 利用者(学生)募集活動は、適正に行われている | 3 | |||
Ⅷ | 法令等の遵守 | 27 | 専修学校設置基準など関係法令を遵守し適正な運営がなされている | 4 | あはき関係法令及び専修学校関係法令等を遵守し、個人情報に関しても対策を講じ適切に取扱っている。教官の共通認識をさらに高め、法令遵守を徹底していく。 |
28 | 個人情報に関し、その保護のための対策がとられている | 3 | |||
Ⅸ | 社会貢献・地域貢献 | 29 | センターの教育資源や施設を活用した社会貢献・地域貢献を行っている | 3 | 卒業生やスポーツ競技等に対してセンターの教育資源や施設利用を提供しているものの、十分とは言えない面もある。 事業公開や見学者の受入れについては、限られたマンパワーを活用し積極的に実施しているが、まだ検討の余地がある。 |
30 | 地域に対する事業公開・公開講座・オープンキャンパスの実施等を積極的に行っている |
平成27年度 学校評価(自己評価)
実施結果報告
学校評価は、学校教育法等の一部改正に伴い、学校の教育活動や学校運営の状況について、自ら評価を行い、その結果を公表することが義務付けられています。
センター(所沢、函館、神戸、福岡)が行う就労移行支援(養成施設)は、あはき師の養成施設として専修学校の認可も受けており、学校教育法の適用を受けることから、学校評価(自己評価)を行うことといたしました。
平成25年3月に示された「専修学校におけるガイドライン」を参考に、就労移行支援(養成施設)の全教官を対象として自己評価を行い、以下のとおり取りまとめましたので報告いたします。
平成27年度 学校評価(自己評価)結果報告 |
国立障害者リハビリテーションセンター 自立支援局・就労移行支援(養成施設) |
※各項目に対しての評価基準は次のとおり。 4:適切 3:ほぼ適切 2:やや不適切 1:不適切 | ||||
分野 | 評価項目 | 評価点 | 評価の概要と今後の課題 | |
1 | 教育理念・目的・人材育成像 | 養成施設としての理念・目的・育成人材像が定められている | 3 | あはき師養成施設として、教育理念・目的・育成する人材像を定めているが、更に明確なものとする。 |
2 | 施設運営 | 目標等に沿った運営方針が策定されている | 3 | あはき養成施設として、その目標に沿った運営方針を策定している。また、この方針に沿った年間事業計画を策定している。 教務に関する組織整備などを決定するためのシステムやあはき業界地域社会に対するコンプライアンス体制はほぼ整備されている。 教育活動に関する情報公開については、ホームページへの掲載などにより情報発信を行うとともに、必要に応じて情報公開法に基づく対応を行っている。 可能な業務については、PCの活用による業務の効率化を行っているが、今後も更に努力が必要である。 |
3 | 運営方針に沿った事業計画が策定されている | 3 | ||
4 | 教務に係る会議などの意思決定システムが整備されている | 3 | ||
5 | 業界や地域社会等に対するコンプライアンス(倫理法に基づく職務の遵守)が適正になされている | 3 | ||
6 | 教育活動等に関する情報公開(情報公開法に基づく対応)が適切になされている | 3 | ||
7 | PCの活用による業務の効率化が図られている | 3 | ||
8 | 教育活動 | 学科等のカリキュラムが体系的に編成されている | 3 | あはき教育に必要な科目配当及び実習・実技等はカリキュラムに基づき適切に編成し実施している。また、成績の評価や単位認定、進級・卒業の基準も学則(理療教育規程等)により明確になっている。 通常の授業以外にも補習授業等を組み、資格取得に向けた支援を行っている。 また、就業に向けた支援として、入学時から修業に対する意識付けや動機付けを高めるため、見学実習や講座等を計画的に実施した。 教員は視覚障害を持つ利用者に授業を行うための要件を満たしており、知識や技術の更なる向上を目的とした研修を組織として、また個人でも受講しているが、更なる指導力や資質の向上のための取り組みを、継続していく事が必要である。 |
9 | 実践的な職業教育(実技・実習等)が体系的に位置づけられている | 3 | ||
10 | 単位認定、進級・卒業判定の基準が明確になっている | 4 | ||
11 | 資格取得等に関する指導体制が整備されている | 3 | ||
12 | 就業を支援するための取組み(補習や講座等)が行われている | 3 | ||
13 | 視覚に障害がある利用者(学生)に対して授業を行うことができる要件を備えた教員を確保している | 3 | ||
14 | 教員の指導力育成など資質向上のための取組が行われている | 3 | ||
15 | 学修成果 | あはき師国家試験合格率の向上、高い合格率の維持が図られている | 3 | 合格率の維持・向上を図るため、模擬試験を実施し、利用者(学生)ごとの習熟度に応じて補習等を行い、第24回あはき師国家試験では、おおむね80%の合格率が得られた。引き続き高い合格率を維持できるよう今後も努力する。 |
16 | 利用者(学生)支援 | 進路・就職に関する支援体制が整備されている | 3 | 利用者の進路や就職に対しては、出来る限り本人の希望に添えるよう、専門の担当者を配置し対応している。 利用者からの相談は随時受け付け対応している。 利用者の健康管理は、専用の部屋と担当者を設け随時対応し、必要に応じ病院受診等の指示を行っている。 卒業生には、各種研修会や就職相談、またあはきに関する情報提供を必要に応じ随時行っている。 |
17 | 利用者(学生)相談に関する体制が整備されている | 3 | ||
18 | 利用者(学生)の健康管理を担う組織体制がある | 3 | ||
19 | 卒業生への支援体制がある | 3 | ||
20 | 教育環境 | 施設・設備は、教育上の必要性に対応できるよう整備されている | 3 | あはき教育上必要な施設・設備は整備しているが、今後も必要な整備は継続する。 実習や見学等については、教育上必要な体制を整備している。 実技・実習における事故防止やその予防、防災に関しては、それぞれマニュアルを整備し、緊急時の体制を含め対応している。 利用者の安全管理のため、施設として対策を講じると共に、賠償責任保険へも加入し対応し、重複障害のある方には、その障害に応じた対応を行っている。 |
21 | 見学実習、職場見学等の十分な教育体制を整備している | 3 | ||
22 | 実技・実習における事故防止予防対策・事故対応に関する体制等が整備されている | 4 | ||
23 | 防災に対する体制は整備されている | 3 | ||
24 | 利用者(学生)の安全管理のための取組等(施設賠償責任保険等への加入、重複障害のある利用者(学生)への支援など)が行われている | 3 | ||
25 | 利用者(学生)の受入れ募集 | 市町村役場、ハローワーク等、関連する機関に対する情報提供等が行われている | 3 | 市町村役場、ハローワーク等関係機関とは、随時連絡を取り利用者に関する情報提供及び情報共有を行っている。 利用者の募集は、郵送による広報や訪問活動など年間計画を立て、適切に実施している。 |
26 | 利用者(学生)募集活動は、適正に行われている | 3 | ||
27 | 法令等の遵守 | 専修学校設置基準など関係法令を遵守し適正な運営がなされている | 4 | あはき関係法令及び専修学校関係法令等を遵守し、養成施設として適切な運営をしている。 個人情報に関しては適切に取り扱い、その保護についても対策を行っている。 |
28 | 個人情報に関し、その保護のための対策がとられている | 4 | ||
29 | 社会貢献・地域貢献 | センターの教育資源や施設を活用した社会貢献・地域貢献を行っている | 3 | 社会や地域に対しての貢献については、事業公開や見学者の受入れを随時行うなど、出来る範囲で行っているが、まだ十分とは言えない面もある。 |
30 | 地域に対する公開講座・オープンキャンパスの実施等を積極的に行っている | 3 |
平成26年度 学校評価(自己評価)
実施結果報告
学校評価は、学校教育法等の一部改正に伴い、学校の教育活動や学校運営の状況について、自ら評価を行い、その結果を公表することが義務付けられています。
センターが行う就労移行支援(養成施設)は、あはき師の養成施設として専修学校の認可も受けており、学校教育法の適用を受けることから、学校評価(自己評価)を行うことといたしました。
平成25年3月に示された「専修学校におけるガイドライン」を参考に、就労移行支援(養成施設)の全教官を対象として自己評価を行い、以下のとおり取りまとめましたので報告いたします。
平成26年度 学校評価(自己評価)結果報告 |
国立障害者リハビリテーションセンター 自立支援局・就労移行支援(養成施設) |
※各項目に対しての評価基準は次のとおり。 4:適切 3:ほぼ適切 2:やや不適切 1:不適切 | ||||
分野 | 評価項目 | 評価点 | 評価の概要と今後の課題 | |
1 | 教育理念・目的・人材育成像 | 養成施設の理念・目的・育成人材像が定められている(専門分野の特性が明確になっている) | 3 | あはき師養成施設として、教育理念・目的・育成する人材像を定めているが、更に明確なものとする。 |
2 | 施設運営 | 目的等に沿った運営方針が策定されている | 3 | あはき養成施設として、その目的に沿った運営方針を策定している。また、この方針に沿った年間事業計画を策定している。 教務に関する組織整備などを決定するためのシステムやあはき業界地域社会に対するコンプライアンス体制はほぼ整備されている。 授業とは別に教育の一環として行った研修会等については、ホームページへ掲載するなど、情報公開を行っている。 可能な業務については、情報システム化による業務の効率化を行っているが、今後も更に努力が必要である。 |
3 | 運営方針に沿った事業計画が策定されている | 3 | ||
4 | 教務等の組織整備など意思決定システムが整備されている | 3 | ||
5 | 業界や地域社会等に対するコンプライアンス体制が整備されている | 3 | ||
6 | 教育活動等に関する情報公開が適切になされている | 3 | ||
7 | 情報システム化等による業務の効率化が図られている | 2 | ||
8 | 教育活動 | 学科等のカリキュラムが体系的に編成されている | 3 | あはき教育に必要な科目配当及び実習・実技等はカリキュラムに基づき適切に編成し実施している。また、成績の評価や単位認定、進級・卒業の基準も学則(理療教育規程等)により決められている。 通常の授業以外にも補習授業等を組み、資格取得に向けた支援並びに就業に向けた支援を出来る限り行っている。 教員は視覚障害を持つ利用者に授業を行うための要件を満たしており、知識や技術の更なる向上を目的とした研修を組織として、また個人でも受講しているが、更なる指導力や資質の向上のための取り組みを、継続していく事が必要である。 |
9 | 関連分野における実践的な職業教育(実技・実習等)が体系的に位置づけられている | 3 | ||
10 | 成績評価・単位認定、進級・卒業判定の基準が明確になっている | 4 | ||
11 | 資格取得等に関する指導体制が整備されている | 3 | ||
12 | 就業を支援するための取組が行われている | 3 | ||
13 | 視覚に障害がある利用者(学生)に対して授業を行うことができる要件を備えた教員を確保している | 3 | ||
14 | 関連分野における先端的な知識・技能等を修得するための研修や教員の指導力育成など資質向上のための取組が行われている | 2 | ||
15 | 学修成果 | 資格取得率の向上、高い資格取得率の維持が図られている | 3 | 資格の取得については、その種別及び年度により取得率に違いが出るが、高い取得率を維持できるよう今後も努力する。 |
16 | 利用者(学生)支援 | 進路・就職に関する支援体制が整備されている | 3 | 利用者の進路や就職に対しては、出来る限り本人の希望に添えるよう、専門の担当者を配置し対応している。 利用者からの相談は随時受け付け対応している。 利用者の健康管理は、専用の部屋と担当者を設け随時対応し、必要に応じ病院受診等の指示を行っている。 卒業生には、各種研修会や就職相談、またあはきに関する情報提供を必要に応じ随時行っている。 |
17 | 利用者(学生)相談に関する体制が整備されている | 3 | ||
18 | 利用者(学生)の健康管理を担う組織体制がある | 3 | ||
19 | 卒業生への支援体制がある | 3 | ||
20 | 教育環境 | 施設・設備は、教育上の必要性に十分対応できるよう整備されている | 3 | あはき教育上必要な施設・設備は整備しているが、今後も必要な整備は継続する。 実習や見学等については、教育上必要な体制を整備している。 実技・実習における事故防止やその予防、防災に関しては、それぞれマニュアルを整備し、緊急時の体制を含め対応している。 利用者の安全管理のため、施設として対策を講じると共に、賠償責任保険へも加入し対応し、重複障害のある方には、その障害に応じた対応を行っている。 |
21 | 施設内の実習施設、見学実習、職場見学等の場等について十分な教育体制を整備している | 3 | ||
22 | 実技・実習における事故防止予防対策・事故対応に関する体制等が整備されている | 3 | ||
23 | 防災に対する体制は整備されている | 3 | ||
24 | 利用者(学生)の安全管理のための取組等(施設賠償責任保険等への加入、重複障害のある利用者(学生)等への支援など)が行われている | 3 | ||
25 | 利用者(学生)の受入れ募集 | 市町村役場、ハローワーク等関連する機関に対する情報提供等の取組が行われている | 3 | 市町村役場、ハローワーク等関係機関とは、随時連絡を取り利用者に関する情報提供及び情報共有を行っている。 利用者の募集は、年度ごとに計画を立て、適切に実施している。 |
26 | 利用者(学生)募集活動は、適正に行われている | 3 | ||
27 | 法令等の遵守 | 法令、専修学校設置基準等の遵守と適正な運営がなされている | 4 | あはき関係法令及び専修学校関係法令等を遵守し、養成施設として適切な運営をしている。 個人情報に関しては適切に取り扱い、その保護についても対策を行っている。 |
28 | 個人情報に関し、その保護のための対策がとられている | 3 | ||
29 | 社会貢献・地域貢献 | 学校の教育資源や施設を活用した社会貢献・地域貢献を行っている | 3 | 社会や地域に対しての貢献については、事業公開や見学者の受入れを随時行うなど、出来る範囲で行っているが、まだ十分とは言えない面もある。 |
30 | 地域に対する公開講座・オープンキャンパスの実施等を積極的に行っている | 3 |