学科の教育方針とカリキュラムの概要を御紹介します.

教育方針

 当学科は、本邦初の言語聴覚士養成機関です.
 昭和46年(1971)の開設以来,唯一の国立施設として半世紀の歴史があります.

【理想とする言語聴覚士】
1.深い人間理解に基づいた思考
2.自発的かつ柔軟な臨床の構築
3.闊達な研究の推進
4.開かれたコミュニケーション
5.あふれる人間的な魅力

【教育方針】
1.現場でいきる知識を重視する
2.自身のCommunicationに気づく
3.「教わる」から「学ぶ」へ

 

【特徴】
「学びあい」と「気づき」を大切にしています.個人面談,グループ学習,行事参加等を通じて,学生どうしだけでなく,教官と学生の間も親しく,いつでも相談できる関係を保っています.

リハビリテーション教育認定機構認証

当学科は、2014年4月から一般社団法人リハビリテーション教育認定機構の認証校となっています。

学科の沿革

昭和46年 国立聴力言語障害センター附属聴能言語専門職員養成所発足(新宿区戸山町),初代主任教官 船山美奈子
昭和54年 国立身体障害者リハビリテーションセンター(所沢市)に統合される。
同年   「学院 聴能言語専門職員養成課程(一年制)」となる.
平成4年 一年制から二年制へ移行
平成6年 主任教官 森山晴之
平成9年 言語聴覚士法施行後,言語聴覚士養成校として認定される
平成11年 課程名を「言語聴覚学科」に変更.校舎敷地内移転
平成13年 主任教官 中村公枝,言語聴覚士研修会企画開始
平成19年 主任教官 山下真司
平成22年 主任教官 北義子
令和2年 主任教官 下嶋哲也

学科年間スケジュール概要

学科の年間スケジュール概要を下に掲載しました。
2年間は濃密なスケジュールで,年末年始および夏季には講義休止期間があります.

学科カリキュラム

当学科では言語聴覚士養成校の指定規則に基づいたカリキュラム編成を行っています.
令和2年度入学生より、総時間数2400時間のカリキュラムとなりました。
2年次には、少人数編成の選択科目があります.基礎科目にも実技を重視した科目があり,よい臨床への基礎を作ります.