横浜ラポールの卒業生のみなさん

横浜ラポール聴覚障害者情報提供施設

施設長の竹内恵子さん(4期)をはじめ、聴覚障害支援員5名、非常勤職員1名が卒業生で、派遣・研修・相談事業や遠隔手話通訳などに従事しています。
「大げさではなく、学院で学んだことすべてが今の私の人生に結びついていると感じています」(伏原桃子さん・12期)、「一言では言い表すことができないくらいいろいろなものを得られた充実した学院生活でした。学院で学んだこと、学院生活で得られたことが今のわたし自身の土台になっていると思います」(笹尾未喜さん・22期)
写真左から、本間裕貴子さん(5期)、笹尾さん、竹内さん、伏原さん、見城晴子(14期)さん。

所沢市社協の卒業生のみなさん

所沢市社会福祉協議会

所沢市手話通訳・要約筆記派遣事務所で、正木友里恵さん(25期)が手話通訳者の派遣や各種講習会の開催、聴覚障害者等への相談対応をしています。派遣事務所から他の部署へ移った卒業生も複数おり、前事務所長である小田部家成さん(14期)も本学科の卒業生です。
学院で学んだことで役立っていることは「手話や通訳の技術はもちろん、仕事の進め方や、姿勢、考え方など、すべてです!」。
写真左から、正木さん、小田部さん。

卒業生とマツダの同僚のみなさん

マツダ株式会社 人事室 労務グループ

多数の聴覚障害者を雇用する大手自動車メーカーで、西尾香月さん(17期)が社内専属手話通訳及び労務グループ内のフィジカルチャレンジサポートデスクで聴覚障害社員の支援や社内への啓発活動などを行っています。
「学院で、手話は言語であること、ろう者は言語的マイノリティであることを理論的に学び、そのうえで「通訳技術」を学べたことが大きいです。卒業時、ろう者の先生に言われた「聴者とろう者の橋渡しになるように」という言葉を常に忘れないように通訳しています」。
写真は、フィジカルチャレンジサポートデスクのメンバーのみなさん(左から2番目が西尾さん)。

講演会で手話通訳をする荒井さん

フリーランス(通訳エージェンシー)

荒井美香さん(14期)は民間の通訳エージェンシーに登録するフリーランスとして、学会やシンポジウムなどの学術通訳を中心に活躍しています。「最近、フィーダー(ろう通訳者との協働通訳)の活動をはじめました。ろう者と聴者が同じ通訳という立場で手話通訳について考えることで、新しい風が吹けばいいなぁと思っています」。
写真は、講演会で手話通訳をする荒井さん。

※このページの記事の内容はすべて2017年10月現在の情報にもとづいています。