(写真)アイマスクを着けて白杖操作訓練を体験する学生の様子

視覚障害学科とは

画像です。歩行訓練、調理訓練、点字訓練の演習の様子が並べられています

 歩行訓練の演習風景        調理訓練の演習風景        点字訓練の演習風景  歩行訓練の演習風景(公共交通機関の利用)

視覚障害リハビリテーションに携わる人材を養成しています

<特徴>

1:座学のみならず、演習(実技)を通じた学びを大切にしています(上記写真は学生が演習に参加している様子です)。

2:同じ敷地内に障害者支援施設や病院などがあり、支援や訓練のリアルを身近に感じながら、学ぶことができます。

3:視覚障害リハビリテーションを専門分野としていますが、他の障害についても勉強します。

4:医療・教育・福祉・就労の分野で活躍する講師から、多彩な講義を受けることができます。

指点字で盲ろう者と会話する演習

 指点字を使って盲ろう者(目と耳に障害のある方)とのコミュニケーション方法を演習する学生の様子

 

 <視覚障害リハビリテーションとは>

 見えない・見えにくい状況の方々が、安全でその人らしい生活を送れるようになることを目指して受ける、支援や訓練などの総称です。

 医療・教育・福祉・就労などの分野において実施されており、それぞれの分野には障害者をサポートする専門家がいます。

 このうち、主に福祉分野における視覚障害リハビリテーションに携わる人材を養成しているのが、視覚障害学科です。

沿革

平成2年、「視覚障害生活訓練専門職員養成課程」として、視覚障害者への社会適応訓練を実施する専門職員の養成が開始されました。

平成11年、名称が「視覚障害学科」へ、修業年限は1年から2年に変更されました。

同年、多様化する支援の実情に対応できるよう、重複障害(特に盲ろう)に関する科目が加わりました。

令和2年、創立30周年を迎えました!

進路・就職・資格

<卒業者数>218人(2020年3月末)

<就職先>約半数は訓練を実施している社会福祉施設に就職していますが、関連団体や医療・教育・行政機関など、活躍の場は多岐にわたっています。

<資格>同行援護サービス従事者ならびに同サービス提供責任者

進路内訳(最近10年間)
円グラフの画像です。最近10年間の進路を示しており、社会福祉施設が49%、関連団体が15%、教育機関が7%、医療機関が17%、進学が4%、その他が8%となっています
主な就職先

・愛光(千葉県)
・神奈川県総合リハビリテーションセンター(神奈川県)
・神奈川県ライトセンター(神奈川県)
・光友会(神奈川県)
・横浜市総合リハビリテーションセンター(神奈川県)
・国立障害者リハビリテーションセンター(埼玉県)
・埼玉県総合リハビリテーションセンター(埼玉県)
・全国ベーチェット協会江南施設(埼玉県)
・聖明福祉協会(東京都)
・筑波大学附属視覚特別支援学校(東京都)
・東京視覚障害者生活支援センター(東京都)
・東京都盲人福祉協会(東京都)
・東京都立八王子盲学校(東京都)
・東京光の家(東京都)
・日本盲人職能開発センター(東京都)
・名古屋市総合リハビリテーションセンター(愛知県)
・堺市立健康福祉プラザ(大阪府)
・日本ライトハウス(大阪府)
・福岡市立心身障がい福祉センター(福岡県)