視覚に障害のある方々の生活を安全で円滑なものにするために

画像です。歩行訓練、調理訓練、点字訓練の演習の様子が並べられています

国立障害者リハビリテーションセンター学院視覚障害学科では、視覚障害リハビリテーションに従事する「視覚障害生活訓練専門職員」を養成しています。

視機能が低下すると、環境情報が得にくくなることから、生活の様々な場面で不安や困難を感じるとともに、行動の安全性や確実性、効率性が損なわれてしまいます。

そうした「見えない」もしくは「見えにくい」方々の生活を安全で円滑なものにするためには、専門知識に基づいた適切な助言や有効な用具の選定、知識や技術を提供する訓練などの支援が必要です。

当学科では、そうした支援にたずさわる「視覚障害生活訓練専門職員」を養成するために、各方面の専門家を講師として招く基礎科目や視覚障害リハビリテーションに関する専門基礎科目を通じて関連領域も含めた専門的な知識を提供するとともに、専門臨床科目における演習を通じて実践的な支援の方法についても指導しています。

沿革

当学科は、平成2年に「視覚障害生活訓練専門職員養成課程」として設置され、「歩行訓練」をはじめとした多様な社会適応訓練に対応できる専門職員の養成を開始しました。

平成11年に「視覚障害学科」と名称が変更され、修業年限が1年から2年になるのに伴い、新たに重複障害などに関する科目が加わり、視覚に障害のある方々の支援により幅広く対応することのできる人材を養成する課程になりました。

進路・就職

平成30年3月までの卒業者数は215名です。約半数は訓練を実施している社会福祉施設に就職していますが、関連団体や医療・教育・行政機関など、活躍の場は多岐にわたっています。

進路(最近10年間)

円グラフの画像です。最近10年間の進路を示しており、社会福祉施設が49%、関連団体が15%、教育機関が7%、医療機関が17%、進学が4%、その他が8%となっています

主な就職先

・愛光(千葉県)
・神奈川県総合リハビリテーションセンター(神奈川県)
・神奈川県ライトセンター(神奈川県)
・光友会(神奈川県)
・横浜市総合リハビリテーションセンター(神奈川県)
・国立障害者リハビリテーションセンター(埼玉県)
・埼玉県総合リハビリテーションセンター(埼玉県)
・全国ベーチェット協会江南施設(埼玉県)
・聖明福祉協会(東京都)
・筑波大学附属視覚特別支援学校(東京都)
・東京視覚障害者生活支援センター(東京都)
・東京都盲人福祉協会(東京都)
・東京都立八王子盲学校(東京都)
・東京光の家(東京都)
・日本盲人職能開発センター(東京都)
・名古屋市総合リハビリテーションセンター(愛知県)
・堺市立健康福祉プラザ(大阪府)
・日本ライトハウス(大阪府)
・福岡市立心身障がい福祉センター(福岡県)