入試に関する質問

Q.急性期の脳卒中患者のケアを全く体験していませんが受験資格はありますか?

急性期脳卒中患者の事例報告が必要となりますので、まず関連施設等で実習されることをお勧めします。

Q.受験資格に「看護師等免許取得後、通算5年以上の実務経験」とありますが、具体的にどのような期間ですか?

実務経験年数とは、常勤の看護師として実際に勤務した期間を示します。雇用形態が常勤であっても、育児休職中などの期間は実務経験に含まれません。また、非常勤(週20時間以上)の場合には、5400時間以上の実務経験をもって3年とみなします。実務経験期間が応募資格を満たしているか判断に迷うようでしたら、ご連絡ください。

Q.「通算3年以上、脳血管障害患者が多い病棟での看護実績を有すること」とありますが、非常勤としての勤務期間をこれに含めることはできますか?

できます。ただし、非常勤の場合には、勤務した年数ではなく、実際に勤務した時間数を申請する必要があります。原則として5,400時間以上の実務経験をもって3年とみなします。

Q.過去5年間に脳血管障害の看護を3年以上経験していますが、現在は脳血管障害の病棟に勤務していません。応募資格はないですか?

応募資格は、実務経験が5年以上、ならびに脳血管障害患者が多い病棟での看護実績に通算3年以上が必要です。実績があれば、現在脳血管障害患者の多い病棟での業務に従事していなくても応募資格はあります。

Q.「実務研修報告書」の中に「脳血管障害患者を担当した事例数」とありますが「担当した」とはどの範囲までをさしますか?

担当した事例とは、継続的・中心的に患者に関わった事例としています。

Q.試験の結果は、請求すれば開示していただけますか?

開示はしておりません。

Q.年齢制限はありますか。若い人ばかりかと思うと不安です。

年齢制限はありません。これまでにも40歳代、50歳代で当教育課程へ入学、修了し、現在、認定看護師として現場で活躍している人もたくさんいます。

研修に関する質問

Q.入学金、授業料はいくらですか。また、実習費は授業料に含まれていますか。

入学金はありません。授業料は600,000円を予定しています(平成28年度実績 授業料600,000円)。授業料には実習費は含まれていないため、別途実習費が必要となります(平成28年度実績 実習費+雑費 60,000~70,000円程度)。その他に書籍、実習のための交通費等がかかります。

Q.入学時に健康診断が必要ですか?

入学後、12月から臨地実習が開始されます。胸部X線検査、血液検査、抗体の有無などが必要です。入学手続時に本学所定の健康診断書の提出をお願いしています。

Q.勤務しながら研修を受けることができますか。

7ヵ月間は講義と実習が集中して行われます。勤務しながら研修を受けることはできません。

Q.授業の時間を教えてください。

1限目は8時50分から始まり、4限目は16時30分に終了します。5限目まで授業があることがあります。5限目の終了時間は18時15分です。1限の時間は90分です。講師の都合等により講義予定を立てています。

Q.課程を修了するためには、テストなどがあるのでしょうか。

認定看護師教育課程では、試験、レポート、プレゼンテーションなどで評価が行われます。全科目単位を取得(各科目は100点満点中70点以上で合格、臨地実習あり)後、修了試験に合格することで認定看護師教育課程を修了することができます。認定看護師教育課程を修了していることが、認定看護師審査試験受験の要件となります。

Q.長時間通学になりそうですが、大丈夫でしょうか

認定看護師教育課程を修了するためには、授業時間以外で、予習や復習、グループ討議、レポートや授業での発表作成、テスト準備などを行う時間が必要です。このため片道2時間以上の長時間通学は勧めておりません。 

Q.家にデスクトップパソコンはありますがノートパソコンは持っていません。ノートパソコンを購入しなければいけませんか。

認定看護師教育課程では、ご自身のノートパソコンを使うことが必要な授業や課題があります。実習でもご自身のノートパソコンが必要となります。ノートパソコンをご準備ください。

Q.実習は急性期実習だけですか。

急性期実習(SCU、ICU、脳外科病棟、一般病棟等)、回復期実習(回復期リハビリテーション病棟)の他、訪問看護ステーションでの研修も行っています。当教育課程では、急性期だけでなく、回復期、生活期のケアも脳卒中看護を理解する上でとても重要だと考え、カリキュラムを組み立てています。主に急性期でのケアを担っていく方にも、改めて回復期、生活期でのケアへの理解を深め、急性期からのケアに活かしてほしいと考えています。

Q.自家用車での通学はできますか。

自家用車での通学はできません。公共交通機関、自転車での通学は可能です。

Q.回復期での経験が長く、入学してから研修についていけるか不安です。

回復期病棟で働いている研修生も多くいます。急性期、回復期での経験に関わらず入学当初は戸惑いもあるようですが、学習を重ねるうちに、強みを伸ばし、弱みを克服していきます。急性期実習、回復期実習ではそれまでの経験を活かして、ケアや学習会を行っています。可能であれば入学前に急性期病棟での研修を行っていただくことをお勧めいたします。研修に対して不安があれば一度ご相談ください。

その他

Q.本施設の脳卒中リハビリテーション看護認定教育機関のセールスポイントを教えてください。

①当センター内には、学院のほか、病院、研究所、障害者自立支援施設を設置し、医療から職業訓練までの一貫した体系の中で、先進的、総合的な保健・医療・福祉を提供している我が国唯一の国立機関です。②教育課程の開講に当たっては、当センターの他の部門から、幅広い専門職の協力体制が敷かれています。

Q.奨学金を借りられますか?

当教育課程では、取り扱っておりません。所属する日本看護協会、都道府県看護協会の情報をご確認ください。